
そもそも栄養学はどんなことを学ぶのか、学んだことを活かせる就職先には何があるのかなどをここでは詳しく紹介していきます。また、栄養学を学ぶ上で役立つ書籍もご紹介しますのでぜひ学びの参考にしてみてください。
栄養学は健康や医療に関する学問
栄養学は健康や医療に関する学問のこと
栄養学とは「食品の成分である栄養素が、どのように体の中で利用され影響しているかを研究する」学問のことです。ほかにも、栄養を食材から余すことなく摂るためには食材をどのように加工していくかということや、栄養によって健康を維持したり病気を予防、改善していくにはどうすればよいかといった健康や医療とあわせて学びを深めていきます。
栄養学は段階的に学ぶと効率がよい
たとえば、テレビなどでもよく聞く「たんぱく質」という栄養素を使って栄養学の学びを説明します。
まずは、栄養素そのものに関する学習から始まります。たんぱく質とはそもそもどういった栄養素なのか、どんな食品にどのくらいの量含まれているのか、その食品の加工方法によってどのくらいのたんぱく質を摂取することができるのかなどです。
その後、健康や医療に関することも学びます。たんぱく質を摂取するとどのように体内で働くのか、摂取しすぎるあるいは摂取しなさすぎると体はどうなるのか、病気の人はどのくらいのたんぱく質を摂取すべきかといった点について知識を深めていくのです。
さらに、効率よくたんぱく質を摂るためにはどのように調理すればよいのかといった調理に至るまで幅広く学習をしていきます。
栄養学は研究され始めたばかりの学問
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栄養学の歴史は以外にも浅いもので、栄養学の始まりは明治4年頃となります。この頃にドイツの医学者によって栄養の知識が伝えられました。ですが、この頃にはまだ学問としては成り立っていませんでした。
何を、いつ、どのくらい食べると体によいかなどといったことが判明したのは1910年代ごろ、1980年頃より食事と医療を関連づけた栄養としての研究が始まりました。
栄養学はまだまだ研究され始めた学問であり、これからさらに普及していく学問が予測されています。
栄養学を学ぶ進学先は、目的によって変わってくる
栄養学は、学んだあとに将来的に資格を取るかどうかによって学ぶ場所が変わってきます。そのため、まずは、栄養学を学んで最終的にどのように活かしていきたいか、現在やこれからのライフスタイルについてを考えることが必要となります。
栄養学のプロになるなら大学・養成校で学ぶ
栄養学を学び、収入を得ていきたいならば、大学や養成校で学んで、栄養士や管理栄養士の資格を取ることをおすすめします。その理由は、求人数が多いため資格取得後も職業に直結しやすいからです。
栄養学のプロとして、栄養学を専門とする職業は主に5つあります。
2022年11月9日