子どもの頃からパラスポーツ界で可愛がられている村岡桃佳選手と、大学生のときにパラアルペンスキーを始めた本堂杏実選手は、同い年。北京冬季パラリンピック期間中も、互いのSNSに度々登場するなど仲良しぶりが伝わります。今回の「たのパラ!」は、25歳の女子2人がトークを展開。たわいもない話から、選手村でのエピソードまでノンストップで語り合いました。
村岡 桃佳(むらおか・ももか)|アルペンスキー&陸上競技
陸上競技(車いす)で東京2020パラリンピックに出場。半年後の北京冬季パラリンピックにはアルペンスキーに出場し、金メダル3個を含む4個のメダルを手にした。プライべートでは、無類のサンリオ好き。

本堂 杏実 (ほんどう・あんみ)|アルペンスキー
根っからのスポーツウーマン。健常者とラグビーをしていたが、大学時代に誘われてパラアルペンスキーに転向。怖いもの知らずな性格で、時速100km超のスピードで斜面を下る滑降種目を得意とする。コスメも好き。化粧品会社コーセー初のアスリート社員。

北京パラリンピックでこのInstagramを目にし、ふたりの関係性に興味を持った編集部。いつから仲良しなんですか?
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村岡桃佳(以下、桃佳):私は17歳からアルペンスキーのナショナルチームにいるんですが、約5年前に杏実が入ってきて。それからずっと仲良しです。
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本堂杏実(以下、杏実):しょーもない話をしているだけなんだけど。いろんな人に本当に仲いいねって言われます。私がケガをしたときとかも、話を聞いてもらいました。

桃佳:最初に会ったときは、正直、『私とは合わなそう』って思ったけど。服の好みも全然違いますしね。でも好きなものが一緒だった!
杏実:桃佳と一緒でサンリオが好きなんです。
桃佳:表面上は真逆なんだけど、根っこは似ているんだと思います。インドア派で、けっこうマイナス思考なところも。

杏実:ふたりは、違うんだけど、違くないみたいな。桃佳が怒るようなこともだいたいわかります。
桃佳:たとえば、私、潔癖みたいなところがあって、寝るスペースには入られたくないんですよ。