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「第2相撲協会」構想が再浮上 貴乃花、元白鵬の動向次第で現実味 朝青龍と日馬富士も合流か

週刊実話WEB

宮城野親方(元横綱・白鵬) (C)週刊実話Web

史上最多の幕内優勝45回を誇る元横綱白鵬の宮城野親方が、弟子の不祥事により2階級降格や宮城野部屋の一時閉鎖に追い込まれた。

これを受け、相撲関係者の間では「処分に不満を持つ宮城野親方がどう動くかで、相撲界の再編につながりかねない」と不安視する声が上がっている。

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相撲界の再編とは、過去に取り沙汰されたこともある「第2相撲協会」構想だ。

元横綱貴乃花が旧弊から脱することができない日本相撲協会の体制に反発した際に浮上した構想で、「宮城野親方と貴乃花という元大横綱2人が手を組めば、第2相撲協会構想が現実味を帯びてくる」と話す関係者もいる。

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確かに、宮城野親方の処分に繋がった弟子の北青鵬(引退)の不祥事は悪質だ。

極めて悪質だった北青鵬の不祥事

2022年夏以降、宮城野部屋または地方場所の宿舎などで、AとBに対して顔面、背中及び睾丸への平手打ち、ほうきの柄、またはまわしで作った丸太状の棒で臀部を打つ、殺虫剤スプレーに点火してバーナー状にした炎を体に近づける、などの行為を週2~3回行っていた。

そのほか、A所有の財布に瞬間接着剤を塗って損壊させ、Bの右手指に瞬間接着剤を塗る暴行をしていた。

さらに、Aの両親から模範を示すように注意を受けたが、2024年初場所中にはロールス・ロイスで場所入りするなど、反省の態度がみられなかった。

日本相撲協会は宮城野親方について、監督が不十分で北青鵬の悪事を防げなかったことに加え、(1)A、Bへの暴行を把握しながら速やかにコンプライアンス担当理事に報告しなかった、(2)宮城野部屋の内部ヒアリングに部外者の番組制作会社社員を関与させたことで同人による力士らへの口止め工作につながり、事実認定をゆがめる危険を生じさせ、日本相撲協会による調査を妨害した――とし、「師匠としての素養、自覚が大きく欠如している」と認定した。

日本相撲協会が宮城野親方の2階級降格及び宮城野部屋の一時閉鎖を決めたことは至極全うだろう。

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