喪失感や疎外感を抱えた18歳のトゲル(柏木悠)が思わぬことから出会った昭和ヤンキー幽霊「わんぱく団」。成仏できない幽霊たちと令和の男子が描くハートフルコメディ『ゴーストヤンキー』(MBS系)。

本作に出演する柏木悠さん、石川凌雅さん、福澤侑さんにフレンドリーなトークを展開してもらいました。ドラマの見どころだけでなく、彼らの「理想の出会い」の話までたっぷりと!

“昭和のヤンキー”との出会いで変わっていく。キャストの仲良し度にも注目!

――まずは演じられた役について伺います。それぞれどんな印象を持たれましたか?

柏木悠(以下・柏木):

僕が演じる風町トゲルは令和を生きる人物なので、あまり作らず、そのままで演じながらも、“昭和のヤンキー”たちと出会うことでいろいろと変わっていく心情を大切に、それをどう表していくか、というのを意識しました。

石川凌雅(以下・石川):

バーチという役は一見クールなんですが、中身は熱いというギャップが魅力的なキャラクターで、仲間想いな人物です。(物語の)最後がすごいんですよね。みんなで協力して戦っていく展開は見どころなのでぜひ注目してほしいです。

福澤侑(以下・福澤):

僕が演じた吾郎は、ボケ7割・ツッコミ3割ぐらいの人物なんですけど、その辺が自分とは真逆ですね。仲間想いで、バーチとはまた違う熱さを持っている、ストレートな男という印象です。

『ゴーストヤンキー』場面写真より

――撮影現場での印象的なエピソードはありましたか?

柏木:

作品の中で「暴霊族(ボウレイゾク)」というのが出てくるんですけど、バーチ役の石川凌雅くんは、ずっと「バクレイゾク」って読んでて。

石川:

あ、「暴霊族(ボウレイゾク)」か、って(笑)。単純に間違ってましたね。

――福澤さんはいかがですか?

福澤:

劇中に「暴霊族」っていうのが出てくるんですけど、凌雅がずっと「バクレイゾク」って読んでて、それが印象に一番残ってますね。

柏木:

なんでおんなじこと言ったの(笑)?

石川:

相当印象的だったんだね(笑)。

福澤:

…っていう感じで和気あいあいと現場をやらせていただきました(笑)。

『ゴーストヤンキー』場面写真より

――他の共演された方の印象的な場面はありましたか?

福澤:

ラスボスとなる悪霊連合「怨霊会」のボスの林田を高野洸が演じています。僕、洸とは共演したり、プライベートでも仲良くさせてもらってるんですけど、洸が「ザ・悪役」を演じるのは見たことがなかったので個人的にすごく新鮮でした。僕らがその林田と戦うシーンも楽しく演じることができました。

石川:

馬場役の早乙女友貴くん。早乙女くんとの肉弾戦のアクションは、かなり必死に頑張ってやったんですが、友貴くんの殺陣は本当にカッコよくて、やっぱりすごいな、という印象でした。

柏木:

共演させていただいた方、みんなすごくいい方々でした。現場にいるときにずっと感じてました。順平役の小坂涼太郎くんやチッタ役の寺坂頼我くんと撮影が終わってから一緒に食事に行ったんですけど、いろんな話もできて楽しかったです。みんなフレンドリーに接してくださったので、すごく楽しかったです。

『ゴーストヤンキー』場面写真より

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スタッフ、名作映画、アイドル…人生を変えたもの

――『ゴーストヤンキー』は、ある出会いから大きく人生が変わっていくお話しです。皆さんにとって大きな「出会い」はありましたか?

柏木:

僕は芸能界に入ったときに担当してもらったマネージャーさんとの出会いが大きかったなと思います。本当にいろいろなものを事細かに指導してくださったおかげで、今の僕があると思っています。とても感謝しています。

今も時々連絡を取り合って、たまにご飯に行ったりするんですけど、気を使わずいられるマネージャーさんなので、大事な出会いだったなと思います。

石川:

僕は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』との出会いですね。主人公はマーティ・マクフライっていうんですが、そのマーティの影響でスケートボードも始めましたし、ギターも始めました。僕の根源になってます。

たぶん小学校高学年くらいだったと思うんですけど、休日にレンタルしてきた映画を両親と見る機会があって、一気にのめり込みました。

福澤:

僕にとって印象的な出会いはSMAPさんですね。小さい頃、ビデオでのライブの映像を見て、大好きになりました。

その頃はまだ小さかったので、とにかく見て一緒に踊ってたみたいです。それで親に「ダンス好きなんじゃないの?」と勧められて、ダンスを始めて…という流れでした。すべての最初はSMAPさんだったと思います。