「モモの助」 著:尾田栄一郎『ONE PIECE』第94巻(集英社)

【画像】少女のおかげで救われた? 物語のカギを握ったキャラたちを見る(5枚)

モモの助に次ぐ、重要なキーマンだった!?

「ワノ国編」に登場する少年・モモの助は、ストーリーでとても重要なキーマンでした。モモの助ほどではありませんが、ストーリーの要となった少年キャラも登場しています。この記事では、『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する、少年キャラを振り返ります。

アラバスタのカッパ少年

 カッパはナノハナの靴磨きの少年です。心優しく勇敢な性格で、病気の友人のため反乱軍入りを願い出ましたが、コーザに拒否されてしまいます。国王軍を装ったB・W(バロックワークス)がナノハナを襲撃した際、国王に扮していたMr.2・ボン・クレーが変身を解くところを目撃した生き証人で、内乱が治まったあと国民の前で、自分たちが目撃した国王は偽者であったことを証言して、国王の濡れ衣を晴らしました。

シロップ村の3人組

 シロップ村のにんじん、ピーマン、たまねぎの3人は、ウソップ海賊団のメンバーで、ウソップを「キャプテン」と慕う少年たちです。「クロたちからカヤお嬢さまを守れ!」というキャプテン・ウソップの言葉を守り、傷だらけになりながら、必死にカヤを守り抜きました。この3人がジャンゴに抵抗し続けなければカヤお嬢様を守り切ることはできず、メリー号との旅も始まっていなかったかもしれません。ウソップ海賊団解散後はウソップ自警団と名乗り、朝の「海賊が来た!」という嘘を継いで、カヤお嬢様の警護なども担っているようです。扉絵にもたびたび登場し、3人の成長する姿を見守ることができます。

少年たちだけじゃない、キーマンになった少女たち

 ほかにも、キーマンとなった少女キャラも登場します。空島ではアイサの心綱(マントラ)で人びとの危機を察知しました。パンクハザードでは巨大化してしまったモチャがキャンディを自らの口に詰め込み、ほかの子を守りました。ワノ国では、父親が衝撃的だったおトコやきび団子でルフィたちに加勢したおたまなどもなくてはならない重要な役回りでした。

(マグミクス編集部)