ロボットではなく、美少女に目が行きがち? 画像は「『トップをねらえ2!』Blu-ray Box Complete Edition」(バンダイビジュアル)

【画像】デカい綾波レイはどのぐらいの大きさ?(4枚)

大きければ大きいほどロマンがある!

 ロボットアニメの見どころといえば、巨大ロボットが繰り広げる壮絶な戦闘シーン。大は小を兼ねるとはよく言ったもので、大きければ大きいほど胸が踊るという人も多いのではないでしょうか。しかし、物事には限度があります。さっそく「規格外の大きさ」を誇るロボットを見ていきましょう。

強さと大きさは比例しない?『トップをねらえ2!』ダイバスター

「ダイバスター」は『トップをねらえ2!』に登場する太陽系絶対防衛用超巨大人型決戦兵器。仰々しい名前からして「大きいだろうな」と予想できますが、その全長はなんと1万km以上で、地球とほぼ同じ大きさです。

 作中屈指の超巨大人型決戦兵器ということで、かなり強いかと思いきや、戦歴はイマイチ。動力源にする予定だった「ブラックホール・エグゼリオ」を敵対する宇宙怪獣に奪われてしまったため、泣く泣く縮退炉という装置を主動力として使用することに……。

 その結果、本来の力を出すことができず、戦闘のなかで大破。本来であれば初代「ガンバスター」を凌ぐ威力だと言われていただけに、残念でなりません。いつの日か「ブラックホール・エグゼリオ」を搭載した「ダイバスター」が活躍する姿を見てみたいものです。

大きさも強さも規格外! 圧倒される『ゲッターロボサーガ』ゲッターエンペラー



成長し続ける驚異のロボット! 画像はアニメ『ゲッターロボ アーク』公式Twitter (C)永井豪・石川賢/ダイナミック企画・真早乙女研究所

「ゲッターエンペラー」は、『ゲッターロボ』シリーズの代名詞であるゲッターロボの最終形態といわれている超巨大マシン。全長は圧巻の120億kmで、太陽系とほぼ同じ大きさです。まさに「エンペラー」の称号に相応しいサイズといえるでしょう。

 驚くべきことに「ゲッターエンペラー」には、「闘いを繰り返すたびに大きくなる」という恐ろしい性質が。ただでさえ規格外の大きさなのに成長し続けていると思うと、そのうち宇宙を飲み込んでしまうのではないかと不安になってしまいます。

 ちなみに「ゲッターエンペラー」は大きさだけでなくパワーも規格外。惑星をひとつ握りつぶせる怪力と大抵の物を跳ね返す巨力なバリアを併せ持っており、攻守ともに完璧です。あまりにも強すぎるせいか、ロボットアニメのお祭りゲーム『スーパーロボット大戦』では、存在は匂されているものの、「出入禁止」扱いに。壮大すぎる力をふるう機会はあまりないようです。

まさにアニメタイトル通り!?『天元突破グレンラガン』超天元突破グレンラガン

『天元突破グレンラガン』に登場する機体は、どれもワールドワイドな大きさ。本作の主役機「グレンラガン」は5mほどと控えめなサイズですが、別の機体と合体することで巨大になっていきます。

 どんどん機体が合体して大きくなっていく姿はファンから「マトリョーシカ」と称されており、最終形態にあたる「超天元突破グレンラガン」はおそらくロボットアニメ最大の機体。その大きさは1500億光年と言われており、もはやロボットの大きさを表す単位ではありません。

 ちなみに現在、観測可能な宇宙は約930億光年といわれています。つまり「超天元突破グレンラガン」が実在するとなると、宇宙をすっぽりと覆い隠すことに。「超天元突破グレンラガン」が熾烈な闘いをしている際に地球から見た空の色は、果たして何色だったのでしょうか。もしかすると、エメラルドグリーンに輝いていたのかもしれません。

 インパクトも全長も規格外すぎるロボットの数々。何気なく見ていたアニメのなかにも、もしかするとド肝を抜かれるような設定を持ったロボットがあるかもしれませんよ。