それぞれの釣り方の流れ

フライフィッシングの大まかな流れを説明していきましょう。キャスティング方法やメンディングなどのテクニックは割愛させていただきます。

ドライフライで釣る場合①ティペットにフライを結び付けます②フライのハックルに撥水スプレーをします
※フックにスプレーを掛けないように指で挟みます


③キャストします④魚がバイト(ライズ)したらアワセます


キャスト後、水面のフライを魚がバイトしたらアワセます

使用したフライは乾燥させて再利用します。フライを「ドライシェイク」に入れて振るとかんたんに水分を飛ばせますよ。


ウェットフライで釣る場合①ティペットにフライを結び付けます②キャストします③沈むフライを目で追います④魚がバイトした瞬間にアワセます


ウェットフライは沈んで行くので、フライを目で追い、バイトした瞬間にアワセますニンフフライで釣る場合①リーダーもしくはティペットにインジケーターを装着します


②ティペットにフライを結び付けます③キャストします④インジケーターが沈んだらアワセます


キャスト後、インジゲーターの動きに注視し、沈んだらアワセます

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釣り場による違い

フライフィッシングを楽しめる場所には、渓流や河川、海などの自然のエリアと、決められた区画で魚が管理され、手軽に釣ることができる管理釣り場とがあります。

自然のエリア(渓流・河川・海)

渓流や河口、海など幅広いフィールドでフライフィッシングを楽しむ場合、それぞれに適した番手があります。釣り場環境やねらう魚といった用途に合わせて、ロッドやラインを使用してください。

管理釣り場

管理釣り場の場合、施設のルールに従う必要があります。基本的に使用するロッドの番手に制限はありませんが、使用するフライに制限があります。また、ルアー釣り専門の釣り場などもあるので事前に確認しておくと安心です。
フライフィッシングは比較的大きくロッドを振りますので、キャストする際には周囲に人がいないことを確認してから行う必要があります。バックキャストが通行人にあたるとひじょうに危険なので、周囲に対する配慮が常に必要です。