情報発信棟

交流にぎわい棟の東側にある情報発信棟では、奈良県内の観光、道路情報を発信しています。コンシェルジュも配置されているので、施設や周辺観光スポットについて尋ねることもできます。開館は9時から17時となりますが、こちらにあるトイレと授乳室は、24時間利用できます。

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文化財修復・展示棟

文化財修復・展示棟では、文化財の修復工房を公開し、パネルや映像で修理の工程や技術を分かりやすく解説しています。仏像などの彫刻、絵画・書跡、歴史的建造物、考古遺物の4分野を扱っており、ナビゲーターによる案内を行っていることもあります。

このように、文化財の修復に使う工具も展示されています。ふだんテレビなどでしか知ることのできない文化財の修復について、実際に見て学べるというのは、とても貴重なことではないでしょうか。


企画展で展示された聖林寺の十一面観音レプリカ。こちらは撮影可であった。

企画展も定期的に開催されています。筆者が訪れた際には、「観音のいます地 三輪・初瀬」というテーマで行われており、桜井市三輪・初瀬地域の十一面観音の展示、解説が行われていました。国宝に指定されている聖林寺(しょうりんじ)の十一面観音立像のレプリカも展示されており、その美しい姿にしばらく見入ってしまいました。