複数ある燃費の基準|JC08モードとWLTCモード

燃費数値を表現する基準には、かつて採用されていた「10・15モード燃費」や、将来の基準となる「WLTCモード燃費」 など複数存在します。この記事では、2009年11月以降の発売モデルに表示が義務付けられた「JC08モード」による燃費の数値を取り扱っていきます。

JC08モードとは、1リットルの燃料でどれだけの距離が走行できるかをいくつかの走行パターンで測定する燃費基準を指します。使用環境の変化や技術の進歩によって、10・15モードより現実に近い測定が可能となった背景があります。

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第5位:ダイハツ コペン

ダイハツ コペン(2014年)

第5位はダイハツ「コペン」です。

コペンが燃費の悪い軽自動車に当てはまった理由として“スポーツカー”要素を含んでいるのが挙げられます。「感動の走行性能」とキャッチコピーを掲げているのもあり、燃費性能を大前提で意識して作られているわけではなく走りの楽しさを重視して作られているのが特徴です。

最低燃費数値は18.6km/L(WLTCモード値)。車両重量が1,000kgを切り、64馬力を誇るターボチャージャー付エンジンを搭載していることから、普通乗用車よりは車体が軽量で快適な走りを楽しむのを優先する人が選ぶべき車です。

最低燃費数値のグレード

「Robe」「XPLAY」「Cero」「GR SPORT」(いずれもCVTトランスミッション搭載車):18.6km/L(WLTCモード値)