宮城県仙台市「牛タン」

東北道は福島県より東北地方へ入ります、そして福島県の次の宮城県には東北地方の中心地で最大の都市である仙台市があります。仙台市には、ずんだ餅や笹かまぼこなどの名物がたくさんありますが、今回ご紹介したいのは「牛タン」です。

ご当地グルメのなかでもかなり有名な牛タンですが、まだ食べたことのない方はぜひ仙台市周辺を訪れて牛タンを一度食べてみていただきたいです。それくらい、おすすめしたいご当地グルメになります。

戦後の仙台で生みの親である佐野啓四郎さんによって牛タン焼きの専門店が開かれ、またたく間に人気となり、以後仙台のソウルフードにまでなりました。通常の牛肉とは違う、噛めば噛むほど口全体に広がる、独特の風味に思わずやられてしまいます。

仙台市周辺には牛タン焼き専門店が数多く存在します。牛タン定食をはじめ、牛タンカレーや牛タンラーメンを出しているお店なんかもあり、意外とメニューが豊富なのもおすすめポイントです。

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岩手県盛岡市「わんこそば」

東北道は宮城県を越え岩手県へと入っていきます、岩手県は北海道に次ぐ全国第2位の面積を誇り、本州では一番広い都道府県となります。そんな岩手県のご当地グルメといえば「わんこそば」があります。

わんこそばは、岩手県の県庁所在地で第1の都市である盛岡市や第2の都市である花巻市を中心としたご当地グルメで、島根県の出雲そばと長野県の戸隠そばと並んで、日本三大そばの1つでもあります。

お椀くらいの大きさのところに、がんばれば一口で食べられる量のそばが入っていて、お椀のそばがなくなると、隣にいる店員さんがお椀へ次のそばをつぎたしてくれるという、なかなかおもしろいシステムのご当地グルメ。

もうお腹いっぱいで、そばのつぎたしをストップしたいんだけど、ストップの合図であるお椀ふたをする前に店員さんに次のそばをつぎたされてしまうので、なかなか食べ終えることができないところも含めて、思い出や印象に残るご当地グルメです。

また、岩手県南部の平泉周辺では、すでにお椀に小分けにしたものを自分のペースで楽しむことができる、「盛り出し式わんこそば」というスタイルが主流で、こちらも人気があります。