カルマンさんに聞いたDIYのこだわりポイント!

その①:天井

“これがやりたくて車内のカスタムをはじめたんです。

マルチカラーのスリット天井は Pinterestで見つけた、海外の家の壁からインスピレーションを得て作りました”

その②:ベッド

“最初はDIYでスライドベットを作ったんですけど、今は市販のベットの足を切って低くして、マットはベッドのサイズに合わせてDIYしました。

このベッドはリクライニング機能が付いているので、半分を起こすとソファーとしても使えるすぐれものなんです”

その③:車内のレイアウト

“車内のレイアウトはその時の気分で変えたいので、ベットなども固定をしていません。行く場所や季節などに合わせて常にレイアウトを変更して楽しんでいます。

ぼくのクルマは「移動する趣味部屋」をコンセプトにしていて、既製品のベットや棚に少し手を加えるだけで、気軽に家や公園の駐車場でも楽しめるような、頑張らないバンキャンプスタイルを模索しているところです”

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ぼくが感じたこのクルマの魅力

初めてカルマンさんのブローニーを見せてもらった際に、一番最初に目に飛び込んできたのは、やっぱりこの特徴のあるデザインの天井でした。

定番的な作り方としては、羽目板をきれいにならべて固定していく方法だと思うけど、カルマンさんが選んだのはスリット方式。天井に等間隔に固定されたホワイトウッドの角材は、一本ごとにオレンジやグリーンなど異なるカラーでうっすらと着色されていて、その品の良い「うっすら」具合がぼく的には“ミッドセンチュリー家具”のような雰囲気にも感じられてすごくカッコよかった。大げさすぎるかな笑

木と木との間に伱間があることで、走行中の木材の擦れ音もなく、しかもどこにでもフックをかけられるというメリットもあるらしいですよ。ボディの塗装はしていないので、いわゆる「商用車」な佇まいの外観なんだけど、ドアを開けたその中に広がる、洗練されたモダンな内装とのギャップがとてもかっこよくて、いつ見ても1番好きなクルマかも。

一言でいうとこれぞ「男の趣味部屋」という感じで、車内でプロジェクター投影し映画を楽しんだり、VRゴーグルを付けて遊んでいる姿を見ると、本当にVANLIFE(バンライフ)を楽しんでいるのが伝わっ てくる素敵なクルマです。