本館のガイダンスコーナーで遺跡の歴史とみどころをチェック

幅6mのワイドなスクリーンがお出迎え

本館は福井県産の木材がふんだんに使われていて、建物全体が温かみのある雰囲気に包まれています。玄関を入るとまずガイダンスコーナーがあって、映像シアターやパネル展示などで朝倉氏の歴史や遺跡のみどころを分かりやすく伝えています。

体験型の学びコーナーは大人も子どもも楽しめる工夫が

ガイダンスコーナーには自分で体験しながら発掘作業や文化財の修復・保存技術を学べるコーナーも。子どもはもちろん、大人も楽しみながら考古学の面白さにふれることができます。

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戦国時代の巨大な遺構を発掘したままの姿で公開

掘り出したままの姿をダイナミックに展示。360度あらゆる角度から眺められる

ガイダンスコーナーの先には遺構展示室があり、幅約6m、長さ約38mの「石敷遺構(いしじきいこう)」が露出展示されています。戦国時代に川湊の船着き場か道路だったと考えられる遺構で、博物館の建設前の調査で偶然に発見されたものだそう。当時の一乗谷のにぎわいを伝える規模の大きさはもちろん、博物館ができたからこそ出土したと思うと、一層感慨深いですね。