和三盆

和三盆(和三盆糖)は竹糖という品種のサトウキビを原料に、四国東部で伝統的手法で作られている数少ない国内産の砂糖です。
日本国内で和三盆糖を生産しているのは、徳島県と香川県の二県だけで、徳島県で生産された和三盆糖は「阿波和三盆糖」と呼ばれ、絹のような口触り、口の中でふわっとほどける上品な甘さが特徴です。
型押しして作られた砂糖菓子「干菓子」をはじめ、和三盆クッキーやカステラや卵焼きなどいろいろなものに使われています。また、和三盆をコーヒーや紅茶に入れると、深みのある味わいになります。

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でこまわし

「でこまわし」は実はサトイモの味噌田楽で、そば団子や丸こんにゃく、岩豆腐なども一緒に串に刺し、炭火で焼いていただきます。
気になる名前の由来は、「でこ」=「木偶(でく)」=「人形」のように見える串を、炭火に回しあてながら調理するところからきており、1本1本少しずつ表情の異なる串はどこかユニークで、見た目からも味からも郷土料理ならではの温もりを感じることができます。

ぼうぜの姿寿司

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写真提供:@sayaka_tabestagramさん

「ぼうぜの姿寿司」は、イボダイを使った押し寿司のことで、頭と尾をつけたままのイボダイを背開きにし、酢で締めてからすし飯を詰めて作られます。
そのダイナミックなビジュアルから県外の観光客には驚かれることも多いですが、酢で締めたイボダイはとても柔らかく、添えられたすだちの爽やかさも相まって頭からパクパクいただくことができるのだとか!
徳島県ではスーパーや駅の売店などでも手軽に購入することができます。