のどぐろ

白身のトロと呼ばれる日本海の高級魚、「のどぐろ」。
正式名称は「アカムツ」。体の表面は赤色ですが、口を開けて中をのぞくと喉の辺りは真っ黒、そのため、「のどぐろ」と呼ばれています。
一般的な旬は秋から冬ですが、新潟では産卵期にかかる夏から秋が旬とされています。産卵前の魚は体に脂肪を蓄えるため、身には脂がたっぷり。
新潟県の寿司屋や日本料理店では、お刺身やお寿司はもちろん、塩焼きなどでも親しまれている人気食材です。

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南蛮エビ

南蛮エビの正式名称は「ホッコクアカエビ」。一般的には「甘エビ」と呼ばれますが、新潟県では、鮮やかな赤色と形が赤唐辛子(南蛮)に似ていることから昔から「南蛮エビ」と呼ばれています。
また、翡翠(ヒスイ)産地で有名な糸魚川地域では、南蛮エビの卵の色が翡翠に似ていることから「ひすい娘」の愛称でも親しまれています。
南蛮エビの甘くとろけるような身は、刺身や鮨のネタはもちろん、頭には凝縮された旨みが詰まっており、から揚げや塩焼き、お吸い物等で美味しく味わうことができます。

塩引鮭

via photo by tabibitokaoru

冬の風物詩でもある新潟県村上市の塩引鮭。
この鮭は味が濃いので、ご飯がかなり進みます。

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岩牡蠣

海のミルクともいわれる、牡蠣。夏に旬を迎える「岩牡蠣」は、一粒が大きく、ジューシーな味わいが特徴です。
一般的に真牡蠣よりも大きく、厚みもあるとも言われています。
6~8月に旬を迎えることから「夏牡蠣」とも呼ばれています。
岩牡蠣の産地は新潟県内にも佐渡や糸魚川などがありますが、自然の岩場が広がる笹川流れの村上市は粒が大ぶりで濃厚と評判です。
「笹川流れ」には、都市部を経由して流れ込む大きな河川がないために水質が良好である一方、山が海岸線まで迫っていることから、ミネラル豊富な水が流れ込み立派な岩牡蠣が育ちます。

枝豆

広大な畑が広がる新潟県は農産物や山の幸も豊富です。
新潟県民は枝豆をお皿いっぱいにして食べます。
枝豆と言えども、種類が多く、特に黒崎茶豆は全国的にも知られています。

ブラック焼きそば

ブラック焼きそばは、糸魚川市のご当地グルメ。太麺に新潟産のイカ墨がたっぷり絡められ、具材やトッピングはお店によって様々な個性があります。
味自体も定番のソース味に塩味、トマトソースやケチャップが上からかかっているものも。「新潟うまさぎっしり博」でグランプリを受賞したこともある、実力派B級グルメです。
ブラッ焼きそばが食べられるお店は、黒いノボリが目印。ぜひ探してみてくださいね。

ポッポ焼き

新潟の屋台と言えばポッポ焼き!
小麦粉と黒砂糖を混ぜて焼いただけのシンプルなお菓子なのですが、素朴な甘みとモチモチ食感が人気の秘密です。
新潟県民にとっては小さい頃から親しんできたソウルフード。名前の由来は諸説ありますが、一説には客寄せの笛が「ポッポー」という音だったことからポッポ焼きと呼ばれるようになったと言われています。

ルレクチェ

幻の洋梨と呼ばれる「ルレクチェ」は、フランス原産の洋梨の1品種で、1908年に新潟県白根で生産が始まりました。
洋梨の中でも最も栽培が難しい品種といわれていて、生産国のフランスですらほとんど栽培されていないため、生産量が少なくとても希少価値の高い洋梨です。
旬は11月下旬から12月中旬頃。果肉は、きめ細かくてざらついた感じもなく、なめらかな舌触りをしています。
果皮が鮮やかな黄色に変わり、ヘタが黒くしわしわになって、甘い香りがしてきたらルレクチェの食べ頃のサインです。