長野道の走行ポイントと今後

まさに高速道路のつなぎ役を果たす長野道は、長野県内の方のみならず、首都圏や中京圏をはじめとした多くの方々に必要とされる高速道路です。

走行ポイントとすると、制限速度の変化が激しい点があげられます。起点の岡谷JCT~松本ICは、直線の走行しやすい道路が続くため、制限速度も時速80~100kmと高めの設定になっています。

逆に、松本ICをすぎると姨捨山(おばすてやま)などの周辺をはじめ、山岳地帯を通るルートとなっているため、カーブや勾配が増え、制限速度も時速70~80kmと低めの設定に変化します。

また、安曇野ICを境に高速道路を管轄する会社がNEXCO中日本からNEXCO東日本に変わるのも特徴です。走行にはそれほど影響はありませんが、もしもの際のお問い合わせ先が変わりますので、知っておくと役にたちます。

画像出典:国土交通省

現在、日本各地で次々と新しい高速道路が計画・開通をしていますが、長野道周辺ではまず山梨県の「長坂JCT」~長野県小諸市の「佐久小諸JCT」の中部横断自動車道北側部分が計画されています。

こちらは、長野道との直接的な接続はないものの、開通による長野県内や長野道の交通循環促進の影響が期待されます。

そして、松本市から福井県福井市にかけては中部縦貫自動車道が計画されており、現在部分的な開通が徐々にされています。こちらの高速道路の起点は、長野道と接続予定のため開通の暁には、目に見えた効果が期待されます。

今後も楽しみな長野道、自然豊かで走行していてすがすがしい高速道路でもありますので、ぜひ長野道を走行してみなさん日頃の疲れやストレス発散してみてください。

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