長野県を南から北へ、さらには首都圏や中京圏から北陸圏・日本海側へとつなぐ重要な路線

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長野道は、長野県のほぼ中央部に位置して長野県を南北に通る高速道路です。長野県は日本で4番目に面積の大きい都道府県で、南北に広い県でもあります。

そのため、県内の移動にも距離があるところが多く、たとえば長野市から長野県南部で最大の都市となる飯田市までは約165kmあり、これは東名高速道路の起点「東京IC」から静岡県静岡市の「静岡IC」の少し先くらいまでと同じ距離間となります。

長野道は、そんな距離があり移動に一苦労する南北の移動に大変重宝されています。長野道を利用するのとしないのでは、所要時間に大きな違いがでてきます。

また、長野道は起点が中央道と終点が上信越道とつながっていることから、さまざまな地域と地域を結ぶ重要な路線にもなっています。

具体的には・・・

首都圏~北陸圏
中京圏~新潟・上越方面
静岡県・山梨県~日本海側

などがあげられ、さらに広い観点でみると関西圏・中京圏~北関東・東北地方も、中央道~長野道~上信越道~北関東自動車道を利用することにより、スムーズな移動が可能となっています。

長野道は、長野県内のみ通っている高速道路ではありますが、中央道や上信越道をはじめとした他の高速道路との接続によって、広大なネットワークを要する高速道路として、長野県以外の方にも利用され、日々たくさんの方の交通を支えているのです。

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長野県内の各観光地へのアクセスにも便利な路線

先ほどお伝えしたとおり、長野道は県内の移動に便利な路線なため、長野県内を観光でまわるためには、長野道を上手に利用することがポイントになります。

長野県には、有名で魅力的な観光地がたくさんあります。まず、長野道沿道ではインターにもなっている塩尻や松本、安曇野などがあげられます。

さらに、長野道から一般道を利用していく観光地として、木曽(「塩尻IC」最寄)、上高地(「松本IC」最寄)、白馬(「安曇野IC」最寄)などもあり、これらの観光地へのアクセスにも長野道の利用が便利です。

主には、接続している中央道と上信越道と絡めての移動で長野県内の観光もスムーズに行うことができ、長野県の魅力に触れることに貢献しています。

とはいえ、長野県は面積が広く、なかなか1日で全ての観光地をまわるというのはかなり大変なため、日帰りや1泊2日なら地域を絞っての観光がおすすめで、2泊3日以上滞在可能なから、長野県全域にわたっての観光がおすすめです。その際は、長野道を上手に利用して観光するようにしましょう。

木曽路の有名な観光スポットである宿場町・奈良井宿は
長野道の塩尻ICが最寄です