一万円紙幣の代名詞となっている福沢諭吉(ふくざわ ゆきち)。よく浪費した時など「諭吉が飛んでいく」なんて言いますよね。
また「天は人の上に人を造らず」……のフレーズでおなじみ『学問のすゝめ』でも有名でしょう。
思想家として大成した福沢諭吉は、幕末から明治にかけて活躍した武士でもありました。
武士の習いとして幼い頃から一刀流(いっとうりゅう)を学び、のち立身流(たつみりゅう)居合術の免許皆伝を得たそうです。
まさに剣豪でもあった福沢諭吉は、どのような武勇伝を残したのでしょうか。そこで今回は、福沢諭吉の剣豪エピソードを紹介したいと思います。
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神武不殺の境地
……と言っても福沢諭吉は、生涯一度も人を斬ったことはなかったそうです。
当時は攘夷論者からしばしば襲撃を受けたものの、どんな時でも斬り合うことなく、必ず逃げ出したと言います。