top_line

足し算+パズルで脳を鍛える!
「2048」はここからプレイ

「コタツ記事のお金の話」を現役ライターが暴露 / 月1億円稼ぐお化けサイトに1円のための姑息戦略も

ロケットニュース24

現地に足を運んで取材や取材対象者にインタビューすることなく、芸能人のテレビ・ラジオ発言、SNS投稿を基に作成される「コタツ記事」。筆者もそんなコタツ記事を書き、編集して生計を立てる生業だ。

第1弾の記事ではネタ探しの方法、記事ができるまでのざっくりとした流れを暴露……もとい紹介したが、今回はお金にまつわる話をしたい。

前回の記事に「大手マスコミも抜け出せない魔の魅力」とタイトルをつけたものの、もっとコタツ記事の “うま味”、大手マスコミにとってどんな “魔の魅力” があるのか紹介するべきだった。ライターとして反省だ。

・ネットニュースはスポーツ新聞社&出版社の救世主

芸能・エンタメ系のコタツ記事を量産しているのはスポーツ紙や週刊誌のWEB媒体が中心だ。そして今、スポーツ紙や週刊誌のような紙媒体は本当に売れない。

最近、自分のお金でスポーツ紙や週刊誌を買った、という人はどれぐらいいるだろうか。特に『ロケットニュース24』のようなWEBメディアを見ているような人は紙媒体に触れないという例も少なくないはず。

広告の後にも続きます

でも『Yahoo!ニュース』に掲載されるネットニュース、X(旧ツイッター)に流れてくるトレンドを見ている人はたくさんいる。スマホを持っている人ならいくら避けても逃れられないとも言えるほどに。

そして『Yahoo!ニュース』の「エンタメ」ページでブイブイ言わせているのがスポーツ紙と週刊誌のWEB媒体だ。

自社のニュースをユーザーにクリックしてもらえればスポーツ新聞社、出版社にお金が入ってくる。

一時、多くの出版社が時代の流れとともに淘汰されていくのではないかと言われ、実際に閉業に至った出版社も少なくない。

そんな紙媒体を出す会社の多くを救ったのがネットニュースだった。

例えば、『Yahoo!ニュース』に掲載された記事が1クリックされると新聞社・出版社に0.2~0.4円ほど(Yahoo!との契約による)が入ってくる。

  • 1
  • 2
 
   

ランキング

ジャンル