top_line

足し算+パズルで脳を鍛える!
「2048」はここからプレイ

【見た目も大事】上手に見える乗り方のコツ

乗馬メディア EQUIA

上手な乗り手の騎乗をみているとうっとりしますよね。今回は客観的に見たときに、上手に見える乗り方について考えてみたいと思います。上手な方の騎乗を思い浮かべると、姿勢がキレイで無駄な動きがないように見えませんか。でも、決して動いていないわけではないんです。それでは、無駄な動きがなく、姿勢がきれいに見えるにはどんな秘密があるのか、みていきましょう。

鐙の安定

姿勢がきれいに見えるのは、乗馬の基本姿勢である頭、肩、腰、踵が一直線上にある姿勢をとれているからです。では、この姿勢をきれいに保つためにはどんなことが必要なのでしょうか。

鐙の安定

鐙が安定していると確かに上手に見えますよね。では、鐙は安定している乗り手は何が違うのでしょうか。実は鐙の安定は最終段階。鐙を安定させるには、まず騎座が安定していなくてはなりません。騎座を安定させるためには、基本姿勢はもちろん、いくつかコツがあります。まず、リラックスして体を起こして騎乗することです。初心者の方にありがちなのは、無意識に前かがみになってしまうこと。前かがみになるとスピードも上がりがちになり、馬が思いがけない動きをすると落馬しやすくなります。まずは、体の力を抜いて、胸や肩を開き、体を起こしましょう。

体を起こすのは大変

しかし、人間が肩をすぼめたり、前かがみになったりするのには原因があります。実は無意識に心臓を守ろうとして、このような体勢をとると言われています。そのため、自分で意識して変えていかないと、どうしても体は前のめりになってしまうのです。一つの方法として、視線を進行方向に向けて、広い視野を持つことです。人間は視線を一点に集中させたり、下を向いたりすると前かがみになります。また、部班でレッスンを受ける際にはほかの馬の挙動にも気をつける必要があります。進行方向に広く視野を持てば、周りの状況も判断しやすいですし、自然と視線が上がって体を起こしやすくなるんですよ。

左右のバランスも大切

また、前後のバランスだけではなく、左右のバランスにも気をつける必要があります。馬に乗ったとき、左右のどちらかに寄っていないか確認しましょう。左右の鐙でどちらかばかり脱げやすい傾向にありませんか。右が脱げやすい場合は左にバランスが偏っている可能性があります。自分で分からなければ、インストラクターに確認してもらってもいいでしょう。鐙の長さもきちんと合わせて、左右にバランスよく力をかけれられるようにしましょう。

広告の後にも続きます

このように、リラックスして、前後左右のバランスも整ってくると騎座も安定し、その結果として自然と鐙も安定します。また、鐙も踏み込めばいい、というわけではなく、その力の入れ具合やタイミングが重要です。鐙の踏み方については、以下にご紹介する記事を是非、参考になさってください。鐙を適切に踏めて、脚が前後に流れるようなこともなければ、騎乗姿はとてもきれいに見えるはずです。

騎手の基本(バランスの保持と動作)【~馬にたずさわる人全てが調教者~22】 | JODHPURS (ジョッパーズ)  乗馬用品&ライフスタイル

【初心者向け】鐙を踏めているってどういうこと? (equia.jp)

拳の安定

拳が安定しない場合も、鐙の安定と同様に別の部分に改善すべき点があると言えます。しかし、まずは拳が不安定とはどういう状態であるのかを考えてみましょう。第三者から見て、拳が安定していると見えるとき、拳は本当に動いていないのでしょうか。拳は…動いています!乗り手が馬の動きに合わせて手綱を同じ長さをキープするために、拳をスムースに動かせているために動いてないように見えるだけなんですね。では反対に、不安定とはどういう状態であるかを考えると、乗り手が馬の動きに合わせて拳を動かせていないということになります。では、その原因を考えてみましょう。

手綱の長さに要注意

  • 1
  • 2

2024年4月23日

提供元: 乗馬メディア EQUIA

 
   

ランキング(おでかけ)

ジャンル