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2024プロ野球、「大化け」する投手は誰だ? ”驚異の的中率”お股ニキ氏が全力分析!

週プレNEWS

昨季と比べて、今季目覚ましく進化、レベルアップを遂げた投手について、現役選手からの支持も厚い野球評論家、お股ニキ氏が徹底的に分析! 過去に何人も「大化け」した選手を言い当ててきた”目利き”は、どんな選手を挙げるのだろうか?

■真のエースへと覚醒する先発投手

昨季と比べ、進化やレベルアップ、さらには劇的復活を遂げた投手について、現役選手からの支持も厚い本誌おなじみの野球評論家、お股ニキ氏に分析してもらおう。

カードが一巡した段階で、多くの球団がチーム防御率2点台、中日と巨人に至っては1点台という明らかな”投高打低”状態の今季、素晴らしい投球内容の投手は多いが、その中でもお股ニキ氏が「とにかく球に強度がある」と真っ先に名前を挙げたのは、西武の開幕投手を務めた今井達也だ。

昨季も10勝を挙げたが、今季は序盤の3試合で防御率0.43。「MLBでも活躍できる」と太鼓判を押す。

「軽く投げても156キロほどは出るストレートと、斜めに曲がり落ちるスラッターのほぼ2球種だけで三振を奪いまくっています。昨季まではコントロールが課題でしたが、ひと皮むけました。7回1失点は常にクリアできる投球をしており、防御率か最多奪三振のタイトルは期待できます」

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今井達也(西武ライオンズ)「とにかく球に強度がある。防御率か最多奪三振のタイトルは期待できます」(お股ニキ氏)

続いて名前が挙がったのは「七色の変化球に加えて、ストレートの強さもあり、守備や牽制なども含めて投球センスの塊」と絶賛するソフトバンクの大津亮介。1年目の昨季は中継ぎを務めたが、先発に転向した今季はここまで2戦2勝と上々の滑り出しだ。

「倉野信次投手チーフ兼ヘッドコーチの下、球種配分や配球を見直し、チェンジアップやカッター、スプリットを駆使して開幕ローテ入り。課題は線の細さです。体重64㎏は”12球団最軽量”だそうで、一年を戦うスタミナをつけられるか。運用のうまい倉野コーチの下でなら、適度に休みながらでも2桁勝てるポテンシャルはあります」


大津亮介(福岡ソフトバンクホークス)「七色の変化球、強さのあるストレート、守備や牽制なども含めて投球センスの塊」(お股ニキ氏)

パ・リーグ先発勢では日本ハムの北山亘基(こうき)の名も。4月3日の楽天戦で7回1死まで完全投球をして話題となった。

「私は京都産業大学時代から球質を評価していましたが、今季はさらに良くなっています。2試合12イニングを投げて20奪三振、奪三振率15.0は驚異的です。勝ち星はそこまで増えなくても、奪三振数では今井と争える存在。もう少し投球自体を覚えていくと本当のエースになれます」

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