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「一揆(いっき)」とは何か?平安時代から江戸時代・近代まで様々な種類があった一揆の歴史をたどる

Japaaan

歴史マメ知識:「一揆(いっき)」とは何か?

日本史を勉強していると、「一揆(いっき)」という単語をよく見かけます。この一揆とは何でしょうか。

よくイメージされるのが、百姓たちが鍬や鎌、竹槍などを持って代官屋敷など襲撃している光景。

実際にそのようなこともあったため、それも間違いではありません。

しかしこうした武力行使は一揆の一形態に過ぎず、実際には様々な一揆がありました。

そこで今回は一揆の歴史をたどり、「一揆とは何か」「一揆の種類」について紹介したいと思います。

一揆の起こりは平安時代?

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一揆という言葉が使われ始めたのは平安時代ごろ(諸説あり)。当初は共同で何かを取り決めたり、したりすることを言いました。

例えば院政期には寺院同士で結んだ協定を一揆契約と呼んでいます。

元暦元年(1184年)には永久寺において「満山一揆之起請」、つまり「寺の全員(満山)で一揆する」旨が誓われました。

鎌倉時代の一揆

鎌倉時代に入ると、一揆には「心を一つにする」「同心(共感の上で協力)する」ニュアンスが含まれ、動詞として使われるようになります。

例「それがしも、そなたに一揆しようぞ」

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