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アウェー北朝鮮戦の消滅に、セルジオ越後「今の日本のチーム状況だと、試合がなくなってラッキーとも思えてしまうのは皮肉だ」

週プレNEWS


「試合がなくなったのは残念だけど、平壌で(没収試合の規定である)3-0のスコアで勝つのは難しそうだからね」

大きな反省が残ったホームの後、アウェーでどこまで立て直せるのかを見たかったんだけどね。まさか試合自体がなくなるとは。

ただ、今の森保ジャパンのチーム状態だと、平壌で(没収試合の規定である)3-0のスコアで勝つのは難しそう。試合がなくなってラッキーとも思えてしまうのは皮肉だ。いずれにしても後味が悪い。

2026年北中米W杯のアジア2次予選で、日本は北朝鮮と国立競技場で対戦。1-0で勝利した。

ホームらしい積極的な立ち上がりで、開始2分には田中碧のゴールで先制。その後も何度か決定的なチャンスを作ったところまでは良かった。ただ、それをひとつもモノにできなかったのが痛かった。日本が2点目を取っていたら北朝鮮は早々に気持ちが折れていたと思うし、日本が圧勝していたかもしれない。

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結局、日本は時間の経過とともに徐々に足元のプレーばかりになりペースダウン。後半に入ると、ギアを上げてボール際で激しく来るようになった北朝鮮に押し込まれた。

後半2分の相手のシュートは、直前の場面でファウルがあったとしてゴールは認められなかったけど、もしVARがあったら同点になっていたかもしれない。微妙な判定だった。

その後も北朝鮮にお付き合いする形でロングボールを蹴り合い、体力を削られ、苦しい時間が続いた。

最後は森保監督が選手交代を使って3バックに布陣を変更。追加点を奪う采配ではなく、1点を守り切るための采配でなんとか逃げ切って、やれやれという感じだったね。

確かに北朝鮮の選手たちはよく走っていた。ボール際も激しかった。でも、あれくらいは想定の範囲内だろう。技術も経験もどう見ても日本が上。相手が健闘した以上に、日本が不甲斐なかった。アジア杯以降、フィジカル勝負に持ち込まれると弱いという昔の日本の印象に戻ってしまった。

ベンチでは控えの長友が立ち上がってピッチの選手に声をかける一方で、コーチ陣は座ったまま。森保監督は指示を出さずにじっとしている場面が多く、終了間際にはしきりに時計を見ていた。試合内容もチームの雰囲気も含めて、惨敗したアジア杯の悪いイメージを払拭できなかった。

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