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ゴミの基本を知れば、生活が楽になる【滝沢秀一連載】

週プレNEWS

ゴミ清掃員としても働く芸人の滝沢秀一(マシンガンズ)が、ゴミを回収していて気が付いた事実、それが「金持ちの家から出るゴミは少ない」ということ。長年にわたりゴミを見続けた滝沢氏だからわかる、ゴミに隠された秘密を教えます! みんなでゴミを少なくして、金持ちになろう!

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今年も早いもので、あっという間に4月になりました。新年度が始まったばかりのいい機会ですので、ここで改めて「ゴミの基本」についてお話したいと思います。新しく一人暮らしをして自分でゴミを処分しなければいけない人や、ちょっとでもゴミを少なくして環境にいいことをしたいと思う人など、ぜひ読んでみてください。

まず質問です。「ゴミ」には何種類あるか、わかりますか?

多くの方は「7種類」とか「8種類」とおっしゃいます。しかし、「ゴミ」には2種類しかないんです。

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「なんで?」とお思いの方も多いと思います。だって、ゴミの分別にはペットボトルとかビンとか缶、新聞や牛乳パックなんかも分けて出すでしょう? しかし、ペットボトルやビンなど、先に上げたものは「ゴミ」ではなく全部「資源」なんです。

ゴミというのは「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」の2種類だけです(※地域によって異なりますが、東京23区の場合)。燃やされたり砕かれたりして最終処分場に埋められるものが「ゴミ」であって、ペットボトルなんかはリサイクルされますから「ゴミ」ではないわけです。われわれ清掃員の世界で「資源ゴミ」という言い方をすると怒られるんです。あくまでも「資源」であって「ゴミ」じゃないだろうと。

なので、「ゴミ」とは「可燃ゴミ」と「不燃ゴミ」の2種類、というのがゴミに関しての第一歩です。

では、「可燃ゴミ」として出されるものの中に、「資源」がどれくらい混ざっていると思いますか? これ、港区のデータなんですが、本当に燃やさなきゃいけないのは30%ぐらいだそうです。

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