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【あえて聞きたい】乗馬のデメリットは?

乗馬メディア EQUIA

乗馬には興味があるけれど、不安なことがあって、なかなか一歩前に踏み出せない方もいらっしゃいますよね。この記事ではそんな方に向けて、あえて乗馬のデメリットについて深掘りします。あらかじめデメリットを知っていれば、対策を考えられて不安も和らぐかもしれません。

怪我のリスク

怪我のリスクは、乗馬を始める人なら誰しもが最初に考えることで、とても自然なことです。一番に思いつくのが落馬事故による怪我でしょうか。お手入れをするときに足を踏まれたり、蹴られたりするケースもゼロではありません。ただし、どれも人間側が注意をしてあげれば、ある程度は防ぐことができます。

騎乗時に注意すること

まず、落馬事故による怪我について考えてみましょう。乗馬を始めて最初のころは温厚なベテラン馬を配馬されることが多く、ゼロとは言いませんが、落馬をする可能性はそこまで高くないはずです。インストラクターも楽しく安全に乗馬できることを心がけてレッスンをするので、そのレッスン内容に適した馬を選びます。

乗り手が気をつけることは、リラックスをして上体を起こすことです。緊張していると馬に伝わってしまうことがよくあります。また、物理的にも硬い物体は反動をうまく吸収できないので、馬上で不安定になりやすいです。とはいっても、乗馬を始めたばかりの方が慣れない高さや動きに恐怖心を持つのは当然です。どうしても、上体が前傾してしまうかもしれません。これは人間が恐怖心から身を守るための本能的な動きなので仕方ありません。まずは目線を進行方向に向けることを意識するところから始めてみましょう。最初のころは馬が気になるかもしれませんが、馬を見ると必然的に視線が下を向いてしまい、前傾しやすくなります。視線をあげるだけで、上体は少しずつ起きてくるはずです。まずは、リラックスして目線をあげることをマスターしましょう。

お手入れ中に注意すること

お手入れをするときは、馬の動きを観察し、自分と馬の間に距離を保ってください。大概の馬は蹴る前に後肢に体重をかける動作をします。この動作を馬がしたら、すぐに距離を取ることが大切です。人間を蹴ろうとしてくる乗馬はいないはずですが、夏の虫が出てくる季節は要注意。おなかについた虫を後肢で払うときに人に当たってしまうことが考えられます。馬はそんなに力を入れていないつもりでも、人間にとってはかなりの威力になります。虫のたかりやすい馬は人間側が注意してあげてください。虫よけスプレーなどを使うのも◎。また、裏掘りやブラッシング、馬装をしているときは自分の足の置き場に気をつけてください。ブラッシングをするときは、ブラシを持っていない方の手で馬の体を軽く押さえるといい距離感が保てますよ。

費用がかかる

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乗馬=お金持ちのスポーツのイメージがあり、費用面はどうしても気になりますよね。クラブの入会金などに加えて、乗馬用ヘルメット、キュロット(乗馬用ズボン)、ブーツ、プロテクターなど装具も多いため、初期費用はある程度かかるかもしれません。

そんな方におすすめなのは、いくつか気になるクラブをピックアップして体験乗馬に行ってみることです。実際に入会するといくらかかるのかを具体的に聞いてみましょう。クラブの施設や方針によって、入会金や会費にはかなりの幅があります。また、クラブにはレンタルできる装具もあるので、最初から装具を全て購入するのではなく、レンタルをうまく活用しながら、一つずつそろえていくということもできますよ。クラブ入会にかかる費用やレンタルの費用を把握できれば、1ヵ月にどれくらいかかりそうか、目安を試算できます。

また、お子さんの場合はスポーツ少年団などの活動をしているクラブもあります。クラブに入会するより、費用をかけずに乗馬を習うことができますよ。高校、大学の馬術部も同様です。さらにJRAの競馬場でもスポーツ少年団の募集があることも。お近くにお住まいの方は、JRAの公式ホームページをこまめにチェックしてみましょう。

馬のお世話が必要

乗馬を始めて最初のころは、インストラクターが馬装やお手入れをしてくれるのであまり心配はいりません。慣れてくると、馬を馬房から出して馬装までを自分でやらなくてはならないクラブもあります。また、騎乗後は乗り手がお手入れをするクラブが多いようです。

乗馬をやっている方のきっかけのほとんどが、馬への興味ではないでしょうか。馬が好きな方であれば、お手入れやお世話も苦にならないはずですし、少しずつ慣れていくので最初からあまり心配はしなくてもいいかもしれません。

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