馬に乗り始めたばかりの時にお世話になることが多い調馬索レッスン。
乗っている人が何もしなくても、中央で調馬索を持っている人の声や動作に馬が従うことにびっくりしませんでしたか?
調馬索は人が乗る時にも使いますが、最もよく使われるのは馬の調教や調整のため。
この記事では、調馬索の使い方やメリット・デメリット、注意点についてご説明します。
調馬索とは?
調馬索とは片端にナス環などの金具、もう片端が輪になっている長いロープ状の馬具。
人が中央に立ち、馬に輪線運動をさせる時に使います。
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丈夫で持ちやすく軽量、濡れてもゴワゴワしない素材のものを選びましょう。
調馬索の使い方
準備
馬が跳ねたり走ったりする可能性がありますので、プロテクターやワンコなどを装着して肢を保護しましょう。
水勒かカブソン頭絡(調馬索を行う時に使う馬具)を馬に装着し、水勒の手綱は外すかコンパクトにまとめて運動中に垂れ下がったり引っ掛かったりしないようにしておきます。
人は手袋をはめ、追い鞭とご褒美のニンジンなどを持ちます。
水勒を使う場合は内方のハミ環に調馬索を通し、馬の頭の上から外方のハミ環に調馬索のナス環を付けます。カブソン頭絡を使う場合は頭絡の環にナス環を装着します。