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普段着にプラス3で乗馬ファッション!

乗馬メディア EQUIA

乗馬を習いに行きたいけれど、乗馬用品を何も持ってないので躊躇している方、ちょっと待ってください!最初から全てそろえる必要はありません。乗馬クラブではレンタルできる乗馬用品もあります。自分で購入される場合も、普段着に3つの乗馬用品を加えれば最初は十分なんですよ。この記事では、普段着にプラスすべき3つの乗馬用品をご紹介します。

ヘルメット

ヘルメットは万が一、落馬事故が発生した場合に衝撃から頭部を守るのに重要な装備です。ヘルメットは安全に乗馬を楽しむために必ず被ってください。どこの乗馬クラブでも、装着が義務付けられているため、体験乗馬やビジター乗馬を受け付けている乗馬クラブであればレンタルをしているはずです。予約時に確認しましょう。

購入する際にはサイズに注意してください。落馬時の頭部から保護をするのが目的であるため、緩すぎるサイズでは保護が十分にできない可能性があります。しかし、きつすぎてしまうと、着用時に頭痛を誘発することがあります。まゆ毛の少し上あたりの周囲を測定し、そこに1~2cmほど足したものだとフィットしやすいようです。また、頭部は骨格に意外と個性があるもので、フィット感を確かめたいところです。日本人向けに開発されたものやヨーロッパ製のもの、デザインや質感もさまざまですので、試してから購入することをおすすめします。

日本には残念ながら、乗馬用ヘルメットの安全規格がありませんが、欧米では乗馬中の事故を想定して実施した安全規格のテストをパスしたものが販売されています。アメリカのASTMやヨーロッパのVG1、イギリスのPASなどの安全規格がありますので、いずれかを満たしているものを購入されることをおすすめします。上記の規格をパスしている日本人向けにデザインされたヘルメットもありますよ。また、乗馬事故を想定していない別の用途に作られたヘルメットを使用することは避けるべきです。

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乗馬用ヘルメットのおしゃれでおすすめの選び方 (jodhpurs.jp)

プロテクター

プロテクターを着用必須としているクラブが増えています。上半身に着用し、ヘルメットと同様に落馬事故の衝撃から保護をするためのものです。やはり体験乗馬などを受け付けているクラブでは、レンタルしているところが多いでしょう。安全な乗馬を楽しむためにも着用しましょう。

プロテクターには、高反発素材を使っているタイプと衝撃を受けるとエアバッグが膨らむタイプがあります。高反発素材のプロテクターでは、着用するだけでさまざまな衝撃から身を守ることが可能です。落馬だけでなく、馬が噛みついてきたときや蹴られたときにも効果を発揮します。このタイプのプロテクターにも、ヨーロッパでは安全規格「EN13158」を設けています。この規格を満たした商品がおすすめです。

エアバッグタイプのものは、鞍に結び付けたアタッチメントと物理的に離れると、エアバッグが膨らむ仕組みになっており、落馬以外の衝撃には効果を発揮しません。とはいっても、落馬時には、エアバッグで体が守られる安心感はかなりのもの。高反発素材のプロテクターでは対応できない首やお尻を守るものも出てきています。しかし、アタッチメントの解除を忘れたまま下馬をしてしまうとエアバッグは膨らんでしまいます。一度膨らんでしまったら、膨らませるためのガスカートリッジを新たに購入して、交換しなくてはなりません。また、高反発素材のプロテクターより値段も高めです。安全規格はフランスのNF S72-800:2022があります。

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