4. お肉を返し、トレーに残ったタレをかけ、タレをからませる。全体に照りがでたら火を止める。
5. 丼にご飯とお肉を盛り、まぶしのタレをかける(まぶしのタレはお好みの量で大丈夫ですが、1袋につきご飯0.8合くらいが目安です)。
「牛まぶし」の3つの楽しみ方
麗しの艶と照りを放つ牛まぶし。栄えある一膳目は、飛騨牛の旨みを味わうべく、そのままいただきます。
わしわしっといただけば、最初に感じるのはお肉の旨味。少し厚めのお肉は、しっとりとした噛み応えがありながらも、やわらかジューシー。甘辛いタレとも相性がよく、噛むごとに幸せが押し寄せてきます。
肉汁とタレのしたたるご飯も一膳目のお楽しみのひとつ!このまま何杯でも食べれそうな美味しさですが、ここはぐっと我慢の時。なぜなら私たちには第二、第三の美味しさが待っているのです……!
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欲望を抑えながらいただく二膳目はたっぷりの薬味と共に。一膳目はひたすらにお肉の旨味を感じ、それに呼応するようなタレとご飯を堪能しましたが、薬味が加わることで爽やかさが出現。薬味のおかげであっさりといただくことができ、爽やかな飛騨牛もまたイイ……!
薬味は、セットに入っているものだけでも充分ですし、お好みのものがあれば追加しても。錦糸卵、大葉、ネギ、茗荷、胡麻、三つ葉、せりなどもおすすめです。
こうしてお肉の旨味と薬味の爽やかさに満足したら、三膳目は熱々のお出汁が待っています。
お出汁は風味豊かな鰹と昆布の合わせ出汁。こちらは中部地域特産の白醤油を使っているそうで、とっても上品な味わい。そのまま飲んでも絶品。しかしひとたび牛まぶしと併せれば、お出汁に飛騨牛の旨味が溶けだし、美味しさは加速。
わさびを添えればピリっとした辛さがよいアクセントになり、きざみ海苔は豊かな磯の香りを運んでくれます。誰もを虜にする妖艶な味わいに食べる手も止まりません。
最後の一滴まで楽しめる肉のひぐちさんの「牛まぶし」。自分を労う年末に、是非!