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レブロンとの充実したオフを送った八村塁「先発かどうかではなく、出場時間にフォーカス」

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レブロンとの充実したオフを送った八村塁「先発かどうかではなく、出場時間にフォーカス」(C)バスケットボールキング

 10月3日(現地時間2日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズがメディアデイに臨み、選手たちが今シーズンに向けた写真撮影やメディア対応をこなした。

 レイカーズ在籍2年目を迎えた八村塁は、今夏に日本代表が「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」でファーストラウンド敗退も、順位決定戦を含めて3勝2敗とし、アジアトップの19位で終えたことで渡邊雄太(フェニックス・サンズ)や馬場雄大(長崎ヴェルカ)といったチームメートたちへ連絡をとり、「僕もすごいうれしくてもうずっと家で叫んでいました」と明かし、「日本全体で今までの積み重ねがあっての勝ちだったと思うので、僕もすごいうれしかったですし、すごい楽しみですね」とコメントし、「2024年パリオリンピック」出場を喜んでいた。

 今回のワールドカップ出場を辞退した八村は、この夏に多くの時間をレブロン・ジェームズと時間をともにし、ワークアウトに励んだ。するとこの日のメディアデイで、レブロンは八村との“師弟関係”を映画『カラテ・キッド』(邦題:ベスト・キッド/アメリカのカンフー映画)の登場人物を引き合いに出してこう話していた。

「彼のなかにある多くのものを見ている。彼のポテンシャルだけじゃなく、彼個人として、それに俺たちのボールクラブにおいてどんなことをもたらすことができるかもだ。俺は彼のことをダニエルさん(弟子役)と呼び、俺はミスター・ミヤギ(師匠役)なのさ」

 38歳のレブロンは今シーズンでキャリア21年目を迎える大ベテラン。NBA歴代2位タイという長さを誇るものの、依然として一線級で活躍を続けるスーパースターだけに、このオフに八村はかけがえのないほど貴重な時間を過ごしたことだろう。

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 NBAキャリア5年目の八村は、レブロンとアンソニー・デイビスとともにレイカーズでスターター入りを飾る可能性がある一方、ベンチスタートになる可能性もある。というのも、レイカーズにはジャレッド・バンダービルトやトーリアン・プリンス、キャメロン・レディッシュ、クリスチャン・ウッドといった有能な選手たちがそろっているからだ。

 ただ、八村自身は特に先発か控えの起用には強くこだわっているわけではないと話していた。

「昨年(昨シーズン)でさえ、どの試合も違うものでしたので、僕がトレードで加わってからも、このチームは先発メンバーを変えてきました。僕たちはどの試合でもアジャストしなければいけません。僕としても、先発かどうかではなく、プレータイムにフォーカスしています。出場時間が僕にとってはより重要になってきます」

 戦力充実のレイカーズが今シーズン掲げる目標は、フランチャイズ史上18度目のリーグ制覇。チームは翌4日からトレーニングキャンプが始まり、本格的に始動することとなる。

 
   

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