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木彫りにて生まれし上位存在「メフィラス」 ファンが「崇める用」を制作

おたくま経済新聞

 加えて、「崇拝」という要素も取り入れるため、別途制作したのが「台座」。

 「簡易なものですが、『少しでも高尚な彫像として見えるといいなあ』と思って作りました。本体だけですと、今後発売されるフィギュアにどうしても見劣ってしまいますので」

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 さらに劇中で「山本耕史」に差し出された「名刺」は、内容はそのままに「光背」へと“差し替え”。後光のかわりに、メフィラスが「上位存在」であることをより視覚的に認識させるものとなっています。

 8月から3か月ほどの制作期間を経て、完成にいたった本作。メフィラス像単体で約24センチ、台座ならびに名刺を加えると約30センチのサイズ感になっています。木彫りで精巧に仕上げていることもあり、作業は困難を極めたかと思いきや、自身としてはそうでもなかったそう。

 「特に脚部分の模様は、気の遠くなりそうな作業に思われがちなんですが、そこは地道にコツコツとやればだんだんと様になっていくので、自分としては楽しい作業でした」

 「それよりも、『作り始めるはいいが、終わり(完成)が見えてくると“放置”する』という私の悪癖で一時期手つかずになってしまい、再開まで中々やる気が起こりませんでした。(アマゾンプライムで)配信発表で背中を押されたのが良かったです(笑)」

 その勢いもあってか、実はりくほさんは、像をおさめる「御堂」制作に新たに着手。同じく木の端材を使い、「メフィラス神社」の“建立”を目指しています。

 完成の暁には、「メフィラス」は本当に崇拝の対象になっているかもしれません。「郷に入っては郷に従う」、私の好きな言葉です。

<記事化協力>
りくほさん(@__6ho)

(向山純平)

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