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【舞いあがれ!】舞たち幼馴染の苦悩に「ちむどんどんだったら…」の声があがるワケ!

asagei MUSE

 3人の苦悩が理解できるからこそ、強引な突破劇が見たくなるのかもしれない?

 11月11日放送のNHK連続テレビ小説舞いあがれ!」第30回では、幼馴染の3人がそれぞれの苦悩に直面する姿が描かれた。そんな青春の蹉跌に「これがちむどんどんだったら…」との声があがっているという。

 ヒロインの岩倉舞(福原遥)は「旅客機のパイロットになりたい」という夢が芽生え、航空学校への入学を目指すことに。しかしそのためには浪花大学を辞める必要があり、なかなか両親に言い出せずにいた。

 幼馴染で看護学校生の望月久留美(山下美月)は、授業料免除の特待生になったことが判明。親友の舞に通知書を見せながら大喜びしていたが、仕事の続かない父親がまたしてもガードマンの仕事を辞めてしまい、幼いころに母が出て行った家庭環境にすっかり絶望した様子。雨のなかをずぶ濡れになりながら舞の家に身を寄せていた。

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 そしてシステムエンジニアになった梅津貴司(赤楚衛二)は営業成績が悪く、会社では居場所がなくなることに。さらには心の拠り所としていた古書店のデラシネが閉店することとなり、行き場を失っていたのである。

「第30回のラストシーンでは舞が両親に、パイロットになりたい夢を打ち明けた場面で終わっていました。しかし母親のめぐみ(永作博美)があっさりと認めるとは思えず、一波乱も二波乱もありそうです。久留美は次週予告を見る限り、母親に会いに行った模様。しかし福岡に住む母親を当てにするわけにもいかず、彼女の家庭問題も簡単には解決しないでしょう。貴司に至っては母親の雪乃(くわばたりえ)が号泣する場面が映し出され、どうやら家出をした様子。3人は舞が小3の一学期を過ごした長崎・五島に行くようですが、果たしてそれぞれどんな解決を見せるのか、視聴者はハラハラドキドキです」(テレビ誌ライター)

 そんななか、一部の視聴者からは<これがちむどんどんだったら…><舞が暢子だったらなあ>との声があがっているという。しかし朝ドラ前作の「ちむどんどん」と言えば、トンデモ展開続きで視聴者の評判は最悪だったはずだ。

 ヒロインの比嘉暢子は自己中心的な性格で、誰にも相談することなくなんでも自分勝手に物事を決めてしまい、周りを振り回す姿は「暢子さま」と呼ばれていたほど。そんな作品を懐かしむ声が出るとはいったい、どういうわけなのか?

「ひとつには、周りに気を遣いすぎる舞の性格に、慎重すぎると心配の声があがっているからでしょう。常に他者の心を推し量り、自分の気持ちを抑えがちな舞。これが暢子だったら『うちパイロットになる!』と高らかに宣言し、学費の心配もどこへやらで夢を実現していたに違いありません。そんな暢子とは対照的に、あまりにも良い子すぎる舞が、良い子であるがゆえに潰れてしまうのではと心配する視聴者が続出しているようです」(前出・テレビ誌ライター)

「ちむどんどん」のヒロイン・比嘉暢子は内定を蹴って上京し、コックになり、沖縄料理店を開き、その店を譲って実家に戻るなど、やりたい放題の突破力が持ち味だった。トップ画像ともに©NHK

 そして「ちむどんどん」では暢子に限らず、姉の良子や妹の歌子も結局のところ、自分の意思をかたくなに押し通していたもの。それに比べるとだらしない父親に反発しつつも、あとから「お父ちゃんに酷いこと言うてしもうた」と反省する久留美や、デラシネの閉店に「僕どないしたらええんか」と右往左往する貴司は、もっと自分を出したほうが楽に生きられるのにと、視聴者が思ってしまうのも無理はないのかもしれない。

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