今後の国際大会でも、強豪国の対戦のみエース格の投手を投げさせたい。点差がついたときに野田のようにリリーフができる野手の存在はとても貴重で今後の投手選考の鍵になるはず。
山田は接戦でのリード時がパナマ戦しかなく、オープニングラウンドの登板は1試合のみだった。意気を感じて投げるタイプなので、これから負けが1つも許されないなか、ロングリリーフも辞さないぐらいの起用でもいいと考える。山田で崩れたら、諦めがつく。それぐらい山田の存在は大きい。復調すれば、山田を打てるチームはそれほどないと考える。
米国、韓国相手では、先発枠で、生盛、川原。リリーフで吉村、そしてクローザー、もしくはロングリリーフで山田が鍵となるだろう。
最後までハラハラする試合展開を期待したい。
(文=河嶋 宗一)