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成績に明暗が分かれたU-18代表投手陣。米国、韓国に通用するキーマンは?

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 米国・フロリダで行われている第30回 WBSC U-18ベースボールワールドカップに出場している高校日本代表は、オープニングラウンドを4勝1敗で終えた。今年の高校日本代表の強みは投手陣であるはずだ。オープニングラウンドでは良いところも悪いところも全て出た。改めて振り返っていきたい。

【投手】7名
吉村 優聖歩(明徳義塾)2試合 防御率2.33
森本 哲星(市立船橋)1試合 防御率2.80
山田 陽翔(近江)1試合 防御率7.00
川原 嗣貴(大阪桐蔭)2試合 防御率0.00
香西 一希(九州国際大付)2試合 防御率3.71
宮原 明弥(海星)2試合 防御率4.85
生盛 亜勇太(興南)2試合 防御率0.00
【捕手】
野田 海人(九州国際大付)3試合 防御率0.00

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 最も安定感があるのが生盛。躍動感のあるフォームから繰り出す140キロ中盤の速球に、切れ味鋭い縦変化、横変化の球を投げ込み、5回8奪三振。オーストラリア戦では最速150キロをマークした。

 川原も防御率0.00の快投を見せており、5回を投げ7奪三振。オーストラリア戦で最速150キロをマークし、球の勢いはかなり良い状態だ。145キロ以上の速球に、縦変化、カットボールを使える投手は国際大会に強い。

 技巧派左腕・香西は台湾相手に苦しんだ。日本の高校野球では制球力が良い左腕は重宝されるが、やはり常時120キロ台の直球では強豪国相手だと悠然と見逃されてしまう。香西のような左腕はこれまで振り返っても選ばれやすい傾向にあるが、どういう相手にならば通用するか検証する必要があるかもしれない。また、140キロ台を連発していた宮原も135キロ前後と疲労が見える。

 吉村は独特の左サイドで特徴があり、ここまでの2試合は持ち味を発揮しており、強豪国相手にも重宝されそうだ。

 森本はパナマ戦で粘り強い投球を見せた。スーパーラウンドでも、先発として期待できそうだが、個人的にはリリーフでキレキレの直球とスライダーで圧倒する投球を期待したい。

 ここまでの戦いで素晴らしい働きを見せているのは野田。3試合防御率0.00の数字以上に、投手陣に負担がかからないような状態となっているのは、野田のおかげといっていい。

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