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シャキシャキした野菜の炒めものをつくるコツは…料理家・今井亮さん

たべぷろ

私が生まれ育った京都府京丹後市は、日本海の美しい景色と大自然に囲まれた場所。父は家庭農園をしていたので、常に季節の野菜がありました。手作りの野菜は、かたちや大きさもさまざま。1kgもあるきゅうりが取れたこともありましたね(笑)。

夏になると、よく食べていたのが、井戸水で冷やしたきゅうりやトマト。キンキンに冷えた夏野菜がおやつ代わりだったんです。家の敷地には梅やあんずの木もあったので、幼い頃から食材で四季を感じていたと思いますね。いまでも実家からは、季節ごとに収穫した野菜や果物が送られてきます。

中華料理は、基本的に手早くできるので、家庭料理の中でもつくりやすいと思います。「焼く」「あえる」の調理法でつくれば、エビのチリソース炒めや青椒肉絲、かに玉、回鍋肉など、街中華で人気の味も簡単ですし、より素材のおいしさが楽しめます。

中華料理は油を多く使うというイメージがあるかもしれません。確かに、お店では野菜や肉を油通しするなど、たくさん使うのですが、おうちでつくる中華は、他の料理と油の量は変わりません。定番の味も、野菜を加えたりできるので、中華料理こそ、おうちでつくったほうがライトに仕上がり、お店よりカロリーも抑えられると思います。

日常の料理の中で、最もつくる機会が多いのが「炒める」という調理法ではないでしょうか。だからこそ、そのレベルが少しでも上がれば、今後の人生も豊かになるんじゃないかと思うんです。「焼く」「あえる」という調理法を取り入れていただけるとうれしいですね。

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今春から、テレビ『キユーピー3分クッキング』の講師を担当させていただいています。男性の講師は50年ぶりみたいです(笑)。今後も、テレビや雑誌などを通して、調理法をちょっと変えるだけで普段つくる料理がおいしくなることを伝えていければと思います。

〈プロフィル〉
いまい・りょう 京都の老舗中華料理店で修行を積み、東京へ。フードコーディネーターの学校を卒業後、料理家などのアシスタントを経て独立。雑誌や書籍、テレビで活躍のほか、料理教室「亮飯店」も主宰。著書に『白飯サラダ』(主婦と生活社)、『そそる!うち中華』(学研プラス)など。

『“炒めない”炒めもの』
今井亮著/主婦と生活社 定価1595円(税込)

◇百菜元気新聞の2022年8月1日号の記事を転載しました。

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