「クリーニング屋の住み込みで得た給料を手に、るいは電気屋のショーウインドーに赴くも、3万3600円という値段(当時の大卒初任給が1万円前後)に『うわぁ、たけぇ』と諦めていました。ここで大映しになったレコードプレーヤーに怪しげな箇所があったのです」(テレビ誌ライター)
画面に映し出されたのは持ち運び可能なレコードプレーヤー。実際にはナショナルなどの製品と思われるが、作中では「FIRE AFTER FI」と読める銘板がハメこまれていた。そのブランド名が問題だというのである。
「この場面に音楽好きな視聴者は、デーモン閣下が率いるヘヴィメタルバンド・聖飢魔IIのヒット曲『FIRE AFTER FIRE』を思い出すことに。本作ではほかにも、クリーニング店に置かれたラジオに『X-ISHIKAWA』という銘板がハメこまれており、聖飢魔IIのベーシスト、ゼノン石川(Xenon Ishikawa)のことではないかと一部で噂になっていました」(前出・テレビ誌ライター)
果たして今後「カムカムエヴリバディ」と聖飢魔IIがどう関わっていくのか。もしかしたらジャズ喫茶のステージに聖飢魔IIのメンバーたちが“世を忍ぶ仮の姿”で出演するのかもしれない。
【第1位】岡田結実の登場に視聴者が沸くも、英語の間違いが露呈?(1月17日)
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1月17日に放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」53回に、12月までの「安子編」に出演していた岡田結実が久しぶりの登場を果たし、視聴者が沸いている。
岡田は本編終了後の「カムカムイングリッシュ」というコーナーに写真で登場。「天才てれびくんhello,」(Eテレ)での共演者と撮った記念写真だった。そこには「Seniors and Juniors. 先輩・後輩」との説明が入っていたが、その場面に疑問を抱く向きもあったという。
「写真に写っているのは大人が岡田一人で、てれび戦士は二人。そのため厳密にいうと《Senior and Juniors.》であり、『Senior』(先輩)は単数形になるべきです。英語は単複の区別に厳しい言語で、視聴者のなかにはNHKが凡ミスを犯したと考える人も。ただ今回のカムカムイングリッシュでは、あくまで成句としての《Seniors and Juniors.》を紹介したのでしょう」(アメリカ在住歴を持つライター)
ともあれここは、岡田が久しぶりに「カムカムエヴリバディ」に姿を見せてくれことを、素直に喜ぶのが吉というものかもしれない。