カラスに似た黒い鳥が水面ギリギリを飛んだり、水の中を潜っているのを見かけたことがありませんか。
「鵜呑み」にするという言葉の語源にもなったカワウ。名前だけは知っているけどどんな鳥か知らないという方が多いかと思います。
今回はカワウの生態とカワウのまつわる本を紹介していきます。
「鵜呑み」にするという言葉の語源にもなったカワウ。名前だけは知っているけどどんな鳥か知らないという方が多いかと思います。
今回はカワウの生態とカワウのまつわる本を紹介していきます。
カワウの特徴は?
成鳥の全長は80cmを超え、身近に見ることのできる鳥の中でも大型の野鳥です。
オスとメスの全身は黒色で、繁殖期には頭部と腰の両側が繁殖羽というもので白くなります。
くちばしは付け根あたりが黄色く、先端はかぎ状になっていて、捕らえた魚をくわえて逃がさないような仕組みになっています。
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瞳はエメラルドグリーン色をしています。
目に入る光の量をうまく調節できるため、水中でもくっきりと魚の姿を捉えることができます。
他の水鳥のカモやカモメなどと比べて体に油分がないため、体が水に沈んでしまいますが、その分深く泳ぐことができます。脚の水かきを使って、水深10mも潜ることができ、1分以上潜水することもできます。
さらに水中での体温維持に多くのエネルギーを必要とするため、多い時で1日に 体重の1/4に相当する500gの餌を食べます。
2022年7月15日