株式会社トゥーヴァージンズは、長編漫画「レタイトナイト」の第1巻を2024年5月8日に発売すると発表しました。この作品は、ベルリン在住の漫画家、香山哲により描かれている。香山は過去に『ベルリンうわの空』や『香山哲のプロジェクト発酵記』などの作品を通じて、新しい読者を増やし続けてきた。

(参考:【写真】『レタイトナイト』あらすじや著者コメントなど

 「レタイトナイト」は、「生きるための旅」をテーマにしている。物語は4つの国がある海に挟まれた地で展開。主人公の少年・カンカンは自分の町での生活に納得がいかず、外の世界へと旅立つことを決心する。この作品は、力を持たずに生きる人々が自らの場所を見つけるために冒険を繰り広げる様子を描いている。

 発売に際し、著者の香山は「『レタイトナイト』は魔法の世界の冒険漫画でありながら、生活の細やかな部分、生きていく方法について描いています。楽しく読めるフィクションなのに、自身の衣食住への関心も高まるような、広く・長く読まれる漫画を目指しています。」とコメント。

 ファンタジーの世界の“生活”に焦点を当てた、新感覚の漫画となりそうな本作。ぜひチェックしてみよう。

(文=リアルサウンド ブック編集部)