『ONE PIECE ワンピース 14thシーズン マリンフォード編 piece.3』DVD(エイベックス・ピクチャーズ)

【画像】えっ、身内が敵に? これがラスボス説濃厚な「麦わらの一味」のメンバーです(5枚)

最後の敵は誰になる?

『ONE PIECE(ワンピース)』が最終章に突入してから、およそ2年が経とうとしています。先が長そうな雰囲気をかもすなか、物語の「ラスボス」が誰なのか、気になっている読者も多いのではないでしょうか。キャラの総数は1000人を超えるなか、『ONE PIECE』のラスボス候補たちをあげていきます。

※この記事には『ONE PIECE』第1110話以降の内容を含みます。

 まずは、第1話から登場していながら、いまだに多くの謎が残されているシャンクスでしょう。シャンクスは、主人公であるモンキー・D・ルフィの恩人であり、立派な海賊になって再会する約束をした仲でもあります。「立派な海賊」といえば、ルフィのなかで海賊王になることだと考えられます。そう考えると、海賊王になったルフィとシャンクスが再開する可能性は高そうです。

 ただ、シャンクスにはそれ以外にもラスボス説がささやかれる理由がありました。それは、世界政府との不思議な関係性や不可解な行動の数々です。例えば「マリンフォード頂上戦争編」では「この場はおれの顔を立てて貰おう」のたったひと言で戦争を終結させ、「世界会議(レヴェリー)」開催時には五老星に接触する様子も描かれました。天竜人との深い関係性も疑われていることから、「真の黒幕説」と考えるファンも少なくないようです。

 続いて、白ひげ(エドワード・ニューゲート)の部下から四皇にまでのぼりつめているマーシャル・D・ティーチです。ルフィと正反対な描かれ方をすることが多く、能力が「太陽」と「闇」、また同じチェリーパイに対極の感想を述べることもありました。また、状況は違えど、シャンクスに一生残る傷を負わせた点も共通しています。

 現状、ふたりは何度か遭遇することはあっても、戦いに発展したことはありません。そういった意味でもふたりの対決を期待するファンが多いようです。

 また、天竜人の最高位に君臨する五老星がひれ伏す、謎の存在「イム様」も候補にあがっていました。もともと海賊と世界政府が対立関係にあることや、第1110話で五老星と麦わらの一味の対決が始まったことで「イム様ラスボス説」が有力視されるようになったようです。

 現状の展開から推察するに、ルフィたちがイム様のもとへたどり着く可能性はかなり高いでしょう。また、五老星の戦闘力がかなり高かったことから、「イム様はそれ以上に強いのでは?」という意見も聞かれました。

 ほかにも、バギーを推す声もあがっています。戦闘面での能力はそれほどですが、なんだかんだルフィと同等、もしくはさらに上の地位にいます。これまでの大出世は、ほぼ「周りの勘違い」のおかげということもあり、タイマン勝負では勝てる見込みは低そうです。しかし、これまでの強運から、実際はルフィが海賊王だけど、世間にはバギーが海賊王として認識される、という展開も十分にありえることでしょう。

 そして、バギーは「バラバラの実」の「覚醒」にも期待する声が多く、もしかすると能力を覚醒させて本物の強敵としてぶつかることになるかもしれません。