祈るマリナの姿が描かれる『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』ビジュアル (C)創通・サンライズ

【画像】え、高校生の子供いるの!? こちらが「見た目が若すぎる」女性キャラです

見た目「60歳差」は誤差レベル!?

 アニメ界の男女カップルは、同世代か、年の差があっても数歳、ということが多い印象です。特に、女性が年上のケースでは「ちょっとお姉さん」くらいが大多数ではないでしょうか。ちょっとどころでない、「女性がかなり年上」のカップルの例を見ていきます。

 まず、『機動戦士ガンダム00』の主人公「刹那・F・セイエイ」(17歳)と、ヒロイン「マリナ・イスマイール」(24~25歳)の8歳差のカップルです。それぞれの恋愛感情は明確には描かれていませんが、要所でお互いを想い合うことが分かります。

 また、長い年月を描いた物語であるため、年齢も上がり、TVシリーズ第2期でマリナは29歳になります。『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』では31歳、そしてエピローグでは81歳になっています。一方の刹那はというと、ゆえあって23歳のままの姿であり、実年齢は8歳差とはいえ、見た目は相当な年の差カップルとなってしまいました。

 それ以上の年の差があるのが、『コードギアス反逆のルルーシュ』の主人公「ルルーシュ・ランペルージ」(17歳)と、「C.C.(シーツー)」です。C.C.は16歳のときに不老不死となり、実年齢は不明とされています。

 不死となる前のC.C.は、中世ヨーロッパらしき地で奴隷として幼少期を過ごしています。『コードギアス反逆のルルーシュ』の舞台を現代と仮定し、C.C.が生まれたのが5世紀~15世紀と考えると、500歳以上は離れているはずです。長いと1500年ほどで、そうなるとルルーシュの年齢は誤差程度です。もしかすると1500歳差カップルといえるかもしれません。

 公式設定で「1000歳以上の差」があるのが、『葬送のフリーレン』の勇者「ヒンメル」と主人公の魔法使い「フリーレン」です。フリーレンは「1000年以上生きたエルフ」とされており、実年齢は不明です。ヒンメルは魔王討伐の旅に出た7年後に23歳になったとされています。10年の旅をしていることから、25歳頃に魔王を倒し、その50年後の75歳頃に生涯を終えています。

 フリーレンはヒンメル亡きあと、「死者と対話できる」とされる地に向かう旅をしています。『葬送のフリーレン』は前述の2作とは違って未完結の作品であるため、ふたりの「恋愛感情」が今後どのように描かれるのかが、ファンが注目している点です。