買い物中に上から巨大な足が! (冬島暮さん提供)

【マンガ】人と妖怪が共存する町 買い物に出かけると巨大な「足」が降ることも? 本編を読む

隣人も同居人も妖怪だが「もっと仲良くなりたい」

「彩神町(さいがみちょう)」は、人間や妖怪がともに暮らしている町です。人間のマヒルさんは買い物中に、いつもお世話になっている隣人の妖狐・黒さんを見かけました。話しかけてみると妹・お銀ちゃんの誕生日が近いらしく、何をプレゼントするか迷っている様子。マヒルさんも一緒に考えてみますが……。

 冬島暮さん(@kurezi)による創作マンガ『人と妖怪が共存する町の話』がTwitter上で公開されました。読者からは「感情丸わかりの妖狐がかわいすぎる」「素敵な展開」といったコメントが寄せられ、いいね数は1400件を超えています。ファンタジーな世界観でありながら、リアルな日常を生きる魅力的なキャラクターが人気な理由のようです。

 作者の冬島暮さんにお話を聞きました。

ーー『人と妖怪が共存する町の話』を描くこととなったきっかけを教えてください。

 実際に描いたのは2017年とだいぶ前でして、マンガアプリ「GANMA!」へ持ち込むために描いた作品でした。無事に連載が決まったあと、同年アプリ内の読み切り企画として先に出してみてはどうかと描いたのが今回の作品です。途中、別途作っていた連載企画の方で連載が決まって連載版は幻となりました……(笑)。

ーー作中にはいろいろな妖怪が登場しています。見た目がユニークなキャラクターたちはどのようにして誕生しているのでしょうか?

 もともとヒト以外のキャラクターが好きで妖狐の銀ちゃんは落書き程度に描いていました。作中の妖怪は図書館などで資料になる本を読んだりして、妖怪がわかるようにデザインしました。



妹の「ツンデレ」を「不機嫌」と勘違いしていた兄(冬島暮さん提供)

ーー尻尾の反応で感情が読み取れる設定が、非常にかわいかったです! 本作に寄せられた感想で印象に残っているコメントを教えてください。

 尻尾の反応は作品のお約束ネタだったので好評のコメントが目立っていてうれしいです。こうして新規の方に読んでいただけてありがたいです!

ーー作品を描くうえで大切にしていることはおありでしょうか?

 登場人物の感情表現でしょうか。登場人物の活躍を見たい! 続きが読みたい! と思っていただけるような魅力的な作品を描けるようもっと精進したいです。

ーーこれからも投稿を楽しみにしているファンの方へ、メッセージをお願いします!

 人外系の作品を描くことが多いですが、人間同士の作品作りも頑張りたい所存です。ちょっとした楽しみになるような作品を描いていければと思いますので、引き続きよろしくお願い致します!