■悟空の母親・ギネはレアキャラ!?

どことなくラディッツに似た見た目!

『ドラゴンボール』において孫悟空の兄はラディッツ、父親はバーダックであることは有名ですよね。では悟空の母親は誰なのかご存じでしょうか? 今回は、意外と知らない人も多い『ドラゴンボール』のキャラクター・ギネを紹介していきます。

『ドラゴンボール』オフィシャルサイトより

悟空の母親・ギネは本作における数少ない女性のサイヤ人で、初期の『ドラゴンボール』作品には登場しません。ギネの存在が明かされたのは、映画『ドラゴンボール超 ブロリー』でのこと。サイヤ人の特徴である“尻尾”も生えていて、夫のバーダックとは仲睦まじい様子が描かれています。

見た目はネコのようなツリ目とセミロングの黒髪が特徴的なため、孫悟空とはあまり似ていない印象。どうやら孫悟空は父親のバーダックに似て、ラディッツが母親のギネに似たようです。

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超サイヤ人になれたのはギネのおかげ!?

サイヤ人といえば好戦的な戦闘民族のイメージが強いものの、ギネは優しくて穏やかな性格の持ち主。当初はバーダックと共に4人でチームを組んで戦っていたものの、バーダックと交際するようになってからは戦闘員をやめて「惑星ベジータ」の配給所で働いていました。

サイヤ人としては珍しいタイプのギネですが、「悟空はギネのおかげで超サイヤ人になれた」という説が。実際にサイヤ人が伝説の“超サイヤ人”へと覚醒するためには、“穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚める”必要があります。この“穏やかな心”はほとんどのサイヤ人が持ち合わせていない性質なので、今の悟空があるのは“ギネ”による影響が大きいのかもしれませんね。

ちなみに“ギネの最期”に関するシーンは描かれていないものの、サイヤ人の存在を恐れるフリーザの手によって殺されたそうです。『ドラゴンボール』本編ではラディッツの口から“惑星ベジータが消滅した時に他のサイヤ人と一緒に死亡した”と語られており、映画『ドラゴンボール超 ブロリー』でもフリーザがサイヤ人もろとも惑星を滅ぼすシーンが…。壮絶な最期を遂げるギネですが、惑星が消滅する直前にバーダック&ギネが悟空を地球に送り出したことで悟空の命は助かりました。

ネット上では、「ギネってサブキャラだけど、“悟空の原点”とも言える重要な人物だと思う」「悟空の母ちゃんは家族思いで優しい性格だったんだね」などの声が上がっています。

『ドラゴンボール』では主人公の悟空だけでなく、母親のギネにもぜひ注目してみては?

(文=ザ・山下グレート)

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