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EU発!! iPhone【App Store以外】でのアプリ販売解禁のメリット&デメリット

週プレNEWS


1月25日、AppleはEUでのiOS、App Store、そしてブラウザのSafariに関する新しい運営ルールを発表。これは、今後の日本市場にも影響大!?

昨年のモデルからUSB-C端子が搭載され、ここ数年で最大となるハード面の改革を行なったiPhoneシリーズ。そして今年3月からはEU限定で「App Store」以外のアプリストアからダウンロードが可能になるというiOS面での大きな仕様変更もスタート。実は日本でも実現間近(?)な、その仕様変更を徹底解説です!

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■アプリストアの独占が違法になる!?

昨年、発売された「iPhone 15」シリーズから待望のUSB-C端子を採用。この採用に影響したのが、iPhoneに搭載されてきたLightning端子を事実上禁止するEU(欧州連合)の新法律。そしてEUでは今年3月から、iPhoneに関する新たなる大改革が!

これまでiPhoneやiPadに対応するアプリの配信はAppleが運営する「App Store」のみで行なわれてきたが、今後はゲームメーカーや各種サブスクなどを提供する企業によるストアからのアプリのダウンロードも可能になるという。

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これによるユーザーのメリットやデメリット、そして日本への影響などをITジャーナリストの法林岳之(ほうりん・たかゆき)さんに解説してもらいます!

――なぜEUのiPhoneは、App Store以外の外部ストアが開放されることになったのですか?

法林 EUのデジタル市場法(DMA)の存在です。この法律では、スマホや各種デジタル端末において、ひとつのアプリストアから独占的にアプリ配信することが禁止されており、現状のiPhoneはこれに抵触します。

なので、DMAが全面適用される今年3月から【外部アプリストアを開放してダウンロードを可能】にするサイドローディングの対応に仕様変更を行なうことになったのです。

――日常でiPhoneを使っていると、App Storeだけで何も問題ないし、むしろ快適ですよね。

法林 ユーザーが利用するインターフェース的に問題はありません。EUで問題視されているのはApp Storeに関するApple独自のルールです。

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