【整備士から一言】比較的長持ちする部品

イグニッションコイルはスパークプラグへ電力を伝えている装置です。プラグへそのまま配線をつなげずイグニッションコイルを間に入れる理由は、スパークプラグを使用するためには1~3万Vほどの電力が必要だから。

バッテリーの電力は12V。2万Vが必要だとしたら約1,700倍に電圧を上げなくてはなりません。

イグニッションコイルの寿命は10万kmといわれていますが、10万kmを超えても使用できるものはたくさんあります。

もし故障した場合、スパークプラグが点火できなくなるためエンジンの調子が悪くなります。早めにディーラーや整備工場で点検してもらいましょう。

イグニッションコイルは10万kmを過ぎても使用できる場合があります。

最近の車であれば神経質になって気を使う必要はありませんが、エンジンを回転させるための超重要な部品。12ヶ月法定点検や車検などのタイミングで定期的に調子を確認してもらい、元気なエンジンを維持してあげましょう。

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