エンジンオイルの種類の違いと見方|種類を変えてもOK?

オイルの種類を変える際の注意点


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オイル交換時なら種類を変えてもOK

エンジンオイルの種類は、粘度とグレードという違いに分けられますが、結論から言えば、オイル交換時に別の種類のオイルや銘柄に変えるのは問題ありません。

オイル交換時は古いオイルを全て抜いてから新しいオイルを入れるため、新旧オイルが混ざったとしても微量にとどまります。

最低でも100cc程度は残ってしまいますが、このくらいの量であれば新しいオイルの方が圧倒的に量が多いため、あまり問題になりません。エンジンオイルのグレードや粘度を変えたい場合は、オイル交換時に行いましょう。

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オイルの粘度を揃えるとより安心

オイル交換時に古いオイルを抜きますので、基本的にはオイルの種類や銘柄を変える際は、何を選んでもOKです。

ただし、粘度の異なるオイルを混ぜると、オイルに含まれる添加剤のバランスが大きく崩れ、オイルの性能が十分に発揮されない恐れがあります。心配なら、新旧でオイルの粘度を揃えると安心です。

エンジンオイルが減った時の補充・注ぎ足しはNG!

最も注意したいのはエンジンオイルの注ぎ足しです。オイルの種類や銘柄が同じであっても、古いオイルと新しいオイルを混ぜるのは、原則NG。応急処置的に継ぎ足した場合は、早急にエンジンオイルの交換をしましょう。

また、ハイグレードなエンジンオイルを足しても、古いオイルのグレード以上の効果・効能は発揮されません。

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