買取相場はどのくらい?

流動的ではあるものの、ジャパニーズウイスキーの相場は比較的上昇を続けている。

特にサントリーの山崎・白州や、イチローズモルトは海外でも人気が高く、年数によっては100万円を超えた買取となる銘柄もある。数年前に香港のオークションで1本8500万円で落札された山崎(55年)も。

海外セレブの間ではスニーカーやブランドアイテムと同様に、投機を目的としてウイスキーやお酒を購入する人も多く、想像より高く買い取ってもらえる可能性もあるのだ。

どちらにせよ、長期熟成・保管ができるウイスキーやワインなどが、買取に向いているといえる。

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高く買い取ってもらう査定UPのコツ

家でただ眠っているだけのお酒を1円でも高く買い取ってもらうために、いくつかコツがあるのでそのポイントを紹介しよう。

見た目を美しく

ボトルをそのままで保管していた場合、埃を被って汚れてしまっている場合がある。査定に出す前に、埃を綺麗に掃除するのをおすすめしたい。

ただこの時、あまりゴシゴシと擦りすぎてラベルを剥がしてしまったり、欠損させることがないよう気をつけたい。洗剤やアルコールを使って拭くのはやめておきたい。

マイクロファイバーなど精密機械を掃除するのに使う素材などで、ビンに傷がつかないよう丁寧に汚れを落とすとよい。

箱も大切な査定ポイント

高価なお酒ほど箱に入っていることが多い。コレクターからしてみると、箱にも価値がある。中身と箱の両方が揃って初めて価値があると断言する人もいるほどだ。

そのため、ビンと同様に箱の状態もしっかりと確認しておきたい。汚れがある場合、クイックルワイパーなど乾き拭きができるアイテムを仕様して、なるべく丁寧に汚れを拭き取り、美しい状態にしておきたい。

早めに手放す意思を持つ

お酒は種類によっては長期保存に向かないものもある。例えば日本酒などは時間が経つと黄色くなり、味わいや匂いが変わってしまう。また、光の当たる場所で保管した場合、ブランデーやウイスキーなども中身が劣化する。

「家にあっても今後飲むことはないな」と思うのであれば、状態が良いうちに少しでも早く手放すのが吉だといえる。

まとめ売りは査定UPしやすい

買取査定は自宅に来てもらう「出張タイプ」や、業者に商品を送る「配送タイプ」から選べる場合が多い。その際、送料や人件費、梱包資材などコストが発生するが、これらを負担するのは業者である。

1本ずつ複数回に分けて査定してもらう場合、その都度コストが発生してしまうが、2〜3本でもまとめて査定に出せば、そのコストを1回にまとめることができるのだ。

そこで削減できたコストを買取価格に還元することができるので、まとめ売りは積極的に行って、しっかり業者にアピールしたい。