【ドライブグルメ】中央自動車道・境川PA(上り)で、人気の定番グルメに舌つづみを打つ!

ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は、中央自動車道の境川PA(上り)のグルメを紹介しよう。

2023年6月のリニューアルでリフレッシュ!

甲府盆地のほぼ真ん中にある境川PA(上り)は、2023年6月にリニューアルされました。今回のリニューアルは、現在、工事が進んでいるリニア中央新幹線に理由があります。将来的に、これまであった境川PA(上り)の施設の真上をリニア中央新幹線の高架が通る計画になっているため、施設の場所を少し移転したのです。

まったく新しく施設を作ったということで、規模は従来の1.6倍に拡大。外観は、リニア中央新幹線の車両をイメージした、光沢のある白色になりました。また、店内も和風モダン調となり、落ち着き感とスタイリッシュさがミックスする空間に仕上がっています。

フードコートは、座席数を43から75に拡大。カウンター席には充電用コンセントが設置されるなど、利便性も大きくアップしています。

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人気メニューは、古くから境川PAで定番の“焼き魚”

施設を新しくした境川PA(上り)ですが、フードコート「境川食堂」で人気になっているのは、実のところ以前からの定番メニューとか。そのひとつ目が「特選 焼魚定食(大)」(1100円)です。

境川PA(上り)のある山梨県は、ご存じのとおり海がありません。ですから、逆に魚のメニューが昔から人気になっていたのでしょう。また、「境川食堂」が用意する焼魚もタダモノではありません。魚は、金華サバで有名な宮城県塩釜の干物を使用。季節によって、サバ、アジ、赤魚、シマホッケなどを提供します。そして焼き上げは炭火。店内からも見える焼き場で、注文ごとに炭火でじっくりと焼き上げてくれるのです。

取材日の魚はサバ。店員さんが持ってきた焼魚は、皿からはみ出るほど。その大きさにびっくりしてしまいます。さっそく、そのまま身をほぐして口に放り込めば、ふんわりと炭の香り。表面はパリッとしており、中はほくほく。脂がのって、ジューシーそのものです。塩加減もばっちりで、醤油は必要ありません。絶妙な塩加減が、サバの旨味を見事に引き立ててくれます。

また、魚とご飯との相性も抜群です。両方を同時に口にすれば、それぞれのおいしさを引き立て、おいしさは3倍にも4倍にも感じます。そして、添えられた大根おろしの甘いこと。まさに絶品でした。「外食は肉ばかり!」という方にこそ、オススメしたい絶品メニューです。