ドイツの海外渡航情報! PCR検査は? ビザは必要? ドイツ旅行の際に知っておきたいことまとめ(2023年6月6日更新)
喫煙
ドイツは愛煙家が多く、かつては喫煙する場所の制限は少なかったのですが、現在では飲食店を含む公共の建物内、駅構内や電車など乗り物内での喫煙は禁止されており、違反した場合は罰金が科せられます。街なかで歩きたばこをする姿を見かけることもありますが、これもマナー違反です。
飲料水
水道水は基本的に飲めますが、日本と比べて石灰分が多く含まれます。慣れないうちはお腹を壊すこともあるので注意。ペットボトルの販売はガス(炭酸)入りとガスなしがあります。
トイレ
公衆トイレは、デパートやショッピングモールなどのトイレであっても有料のことが多いです。入口にいる係員にチップを支払うか、硬貨を入れるとゲートが開くシステム。料金は€0.50~1ほど。
ドレスコード
教会など宗教施設は神聖な場所なので、ノースリーブやショートパンツなど露出の多い服装は禁止。高級レストラン以外も注意が必要です。ドレスコードを設けているレストランは少ないですが、汚い靴は避けましょう。
ショッピング
ショップに入出店する際、無言はマナー違反。「Guten Tag.(こんにちは)」「Danke.(ありがとう)」または日本語でもOKなので挨拶をしましょう。商品を手に取ったり、試着する際も必ずひと声かけて。基本的に接客は1人ずつなので、先客がいる場合は順番を待ちましょう。
営業時間や定休日
キリスト教文化が色濃いドイツは、日曜や祝日は休みが多いです。平日でも教会は礼拝のため見学不可になったり、ショップは長い休憩時間をとるのが一般的。クリスマスや夏期のバカンスシーズン(7〜8月)、冬期で旅行者が少ない時期に長期休暇をとる店も多く、博物館や美術館は月曜休館が多いです。事前に調べて計画的に動きましょう。
郵便
日本へのエアメールははがき€0.95、封書20gまで€1.10。日本へは約1週間ほどで到着します。宛先の末尾に「JAPAN(ドイツ語ではヤーパンと読む)」と書き、赤い下線を引きます。切手は郵便局で購入でき、郵便局は日曜と祝日が休みです。
マナー
美術館や博物館では静かに見学し、作品にふれないこと。館内撮影可のところでもフラッシュや自撮り棒の使用はたいてい禁止です。ドレスコードの項目とも重複しますが、教会は神聖な場所でもあり、タンクトップなど極端に肌を露出した服装はNGです。
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ドイツ旅行 トラブルに遭ったら
治安
旅行者を狙った犯罪は、スリをはじめ、バイクなどを利用したひったくり、駅や空港、ホテルでの置き引きなどさまざまな手口があります。また、ニセ警察官による強盗など、悪質な被害例も報告されています。親しげに話しかけてくる人物は子どもでも油断は禁物。夜間のひとり歩きを避けるほか、昼間でも貴重品や手荷物の管理はしっかりとしましょう。
紛失・盗難
パスポート
現地の警察に届け、盗難(紛失)届受理証明書を発行する必要があります。ホテル内での盗難、紛失の場合はホテルからも証明書を発行してもらいましょう。その後日本国総領事館へ出向き、紛失旅券の失効手続きを行い、新規発給または帰国のための渡航書を申請しましょう。
◎必要書類など、詳細は在ドイツ日本大使館ホームページ
https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_pass.html
クレジットカード
不正使用を防ぐためクレジットカード会社へ連絡し、カードを無効にしてもらいましょう。届け出の際はカード番号と有効期限が必要です。
病気・けが
添乗員(団体ツアーの場合)や現地デスク(サービスがある場合)、ホテルフロントに頼んで病院を紹介してもらうか、医師を呼んでもらいましょう。海外旅行傷害保険に加入している場合は、冊子や保険契約証などに掲載されている相談サービス番号に連絡しましょう。
医療機関等
ドイツの医療事情(外務省)