台湾で長年にわたり愛される、老舗のサンドイッチがついに日本に上陸!

高田馬場駅から早稲田通りを早稲田大学方面へ向かって徒歩約5分。

ビルの2階部分に飾られた、大きな赤いサンドイッチがトレードマークの「洪瑞珍」は、台湾式サンドイッチのテイクアウト専門店。

ビルの1階は販売スペース、2、3階は製造スペースになっています。

ガラスケースには季節限定品を含めて常時8種類のサンドイッチがずらり。

「洪瑞珍」の創業は戦後間もない1947年。その頃からサンドイッチを販売していましたが、当時は結婚式の引き出物などに用いられる伝統菓子をメインに製造していたそう。

ところが、2000年頃に台湾のインフルエンサーがブログで紹介したことをきっかけに、サンドイッチが大ブレイク!人気が広がり、現在では台湾各地をはじめ、香港や韓国にもお店を展開しています。

創業者をはじめ、オーナー一家はプライベートでもたびたび日本を訪れるという親日家で、いつか日本に出店したいと夢見ていたそう。

これまでにもポップアップストアやキッチンカーを通して、期間限定でサンドイッチを販売していましたが、念願が叶い、ようやくお店を構えることができたのだとか。

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おいしさの秘密はふわふわのパンと、秘伝のレシピで作られる甘いマヨネーズ

「満漢(マンハン)」391円

「洪瑞珍」のサンドイッチは、薄くスライスした食パンでハムやチーズなど、複数の具材をはさむのが特徴です。

ルーツはフランスからもたらされたサンドイッチ。もともとは分厚い具材、濃厚な味付けでしたが、台湾の家庭でも手軽に作れるようにとアレンジしたのがはじまり。

今回、日本に上陸するにあたって、日本の食材を使ってできる限り現地の味わいを再現するべく、素材を一つひとつ厳選したそう。なかでも、台湾のお店に近い味わいの食パンを見つけるまでに、数十軒のベーカリーのパンを食べ比べたのだとか。

いちばん人気は、ハム、チェダーチーズ、薄焼きたまご、マヨネーズをサンドした「満漢(マンハン)」。

こだわりのパンはしっとり、ふんわり。
レシピは企業秘密というほんのり甘いマヨネーズが味の決め手になっていて、甘い&しょっぱいの組み合わせがたまらないおいしさです。