【体験レポ:コールマン編 #2】ツーリングドームST+ と LX+、買うならどっち?
LANTERN
結論からお伝えすると、筆者が購入するなら「ツーリングドームLX+」を選びます。
では、どうしてこの商品を選択するのかを実際に「ツーリングドームST+」と「ツーリングドームLX+」を設営し感じたことを商品の比較をしながらお伝えします。
撮影場所:ツーリングドームST+とツーリングドームLX+の設営方法と相違点
・ツーリングドームST+とツーリングドームLX+の商品データの違い
・筆者がツーリングドームLX+を選ぶ3つの理由
・買い足すとしたら、この3アイテム
・番外編:色々と準備が面倒な方にはコレ!
ツーリングドームST+とツーリングドームLX+の設営方法と相違点
ツーリングドームLX+の設営方法を、順を追って説明します。設営のポイントやツーリングドームST+設営時との違いもご紹介します。
インナーテントを広げます。
「コールマンマーク」が付いている方がフロントになります。
メインポール(ブラック)を対角線に2本が交差するようにし、ポールを立ち上げます。
設営のポイント
リア側のポールの差し込み口は、ポケットになっています。(写真上)
フロント側のポールの差し込み口は、ピンになっています。(写真下)
※差し込む順序は、まずリア側のポケットに差し込み、フロント側にあるエンドピンに差し込みながら、ポールを立ち上げます。
インナーテントについているフックをメインポールにかけ、固定します。
設営のポイント
インナーテント中央部のフックは、交差している上側のメインポールに引っ掛けてください。下側に引っ掛けてしまうとテントが自立しません。
フロントポール(グレー)をインナーテントのサイドにあるエンドピンに差し込み、グレーのフックをかけ、固定します。
設営のポイント
ポールと同色のテープとフックになっています。メインポール(ブラック)にグレーのフックは使用しません。
リアポール(ブラック)を、インナーテントの後方上部にあるグロメットに差し込みます。
設営のポイント
ツーリングドームST+には、リアポールがありません。そのため、ツーリングドームST+設営時は、この工程が省かれます。
フライシートを被せ、フライシートの端についているフックを、インナーテントコーナーのループについているDリングにかけます。
設営のポイント
全てのポールがフライシートの内側になります。
フライシートの内側にあるテープを、それぞれのポールに巻き付け、固定します。
設営のポイント
ツーリングドームLX+を設営する際、リアポールのテープを巻き忘れないように気を付けてください。
ペグでテントを固定した後、ロープで固定し完成です。
使用するテントやポールは女性でも楽に持つことができる重さです。ポールが複数ありますが、差し込み口が色分けされているので、初心者の方でも安心して設営することができます。実際に設営に要した時間は約10分。慣れてくれば、もっと短縮することができます。
ベンチレーションの場所が、ツーリングドームST+とツーリングドームLX+では異なります。
(※写真上:ツーリングドームST+、写真下:ツーリングドームLX+)
ツーリングドームST+は後方1ヵ所あり、ツーリングドームLX+は左右に1ヵ所ずつあります。またツーリングドームLX+にはリアポールによって、フライシートとインナーテントの間に空間が作られいるので換気機能が高い設計です。
ツーリングドームST+とツーリングドームLX+の商品データの違い
それでは、次にそれぞれのテントの違いを数字で比較してみましょう。
ツーリングドームST+
ツーリングドームLX+
価格
22,800円(税込)
26,800円(税込)
重量
約4.3kg
約5.7kg
インナーサイズ
約210×120×100(h)cm
約210×180×110(h)cm
収納サイズ
約φ19×49cm
約φ21×49cm
セット内容
インナーテント:1張
フライシート:1張
メインポール(ブラック):2本
フロントポール(グレー):1本
自在ロープ:4本
ピンペグ:13本
インナーテント:1張
フライシート:1張
メインポール(ブラック):2本
フロントポール(グレー):1本
リアポール(ブラック):1本
自在ロープ:4本
ピンペグ:15本
立面図
※画像:メーカーサイトより
数字上の一番の違いは、インナーサイズの大きさです。ツーリングドームST+は約2.5㎡(1.62 畳)、ツーリングドームLX+は、約3.8㎡(2.43 畳)の差があります。イメージでお伝えすると、ツーリングドームST+はシングルベッド、ツーリングドームLX+はダブルベッドといった感じです。
※写真上:ツーリングドームST+、写真下:ツーリングドームLX+