アシュラやルドラなど、魅力的なミノーを多く作り出しているOSPから、ビッグサイズのフローティングミノーがリリースされています。
その名は、ヴァルナ110F。
2022年には、新しいカラーバリエーションが追加の予定です。
その特徴やアプローチ方法について、詳しくご紹介しましょう。
ヴァルナ110Fとは
ヴァルナ110Fとは、OSPから発売中のフローティングミノーのことです。
全長は113mmもあるので、そのボリュームによるアピール度は強め。
着水した周囲に居るバスを、きっちりと振り向かせてくれるでしょう。
ウエイトは、14.2g。
結構重めに設定されていますから、スピニングタックルはもちろん、ベイトタックルでもキャストしやすくなっています。
トレブルフックサイズは6番で、3つ連なって装着されているのが特徴です。
ヴァルナ110Fは、ボディウエイトの低重心化を図っています。
まず固定ウエイトを板状にしてボディの底部分に配置、ボール状ウエイトは重心移動システムに組み込まれています。
2つのボール状ウエイトで低重心化を促し、フロント側にスチール、リア側に高比重タングステンを並べています。
これらにより飛行姿勢が安定して、フローティングミノーに見られがちな飛距離不足をカバーしているのです。
実際にヴァルナ110Fをフィールドでキャストしてみると、サスペンド系ミノーと同じように飛距離を稼げます。
着水してからは、ロールアクションが素直に発生。
フラッシング効果も強めで、タイトなピッチが小気味よく続いてくれる印象です。
大きめのボディボリュームを感じさせない繊細なアクションが、フィッシュイーターたちを虜にしてくれるでしょう。
ホディ側面がフラットなデザインになっているのは、OSP製ミノーの特徴でもあります。
水押しやフラッシング効果を、高いレベルで発生させますから、低活性のバスでもバイトに持ち込めるケースが多く感じます。
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ハニカムスーパーHPボディを採用しているヴァルナ110F!
ヴァルナ110Fには、ハニカムスーパーHPボディが採用されています。
ボディ側面の肉厚を、メーカー比約40%まで肉薄化することに成功していて、内壁面にハニカムを設けてボディ強度を向上させています。
素材であるABS樹脂の軽量化によって、搭載するウエイトを増やしていますから、このボディと相まって泳ぎ出しの良さを作り出しているのです。
ハイピッチなライブリーアクションの秘密は、まさにここにあるといえるでしょう。