秋イカの釣り方やタックルをチェック!
春イカよりも小さいサイズなのが、秋イカです。
いわゆる新子と呼ばれているイカで、手のひらサイズ程度ですから、春イカと同じエギやタックルでは効率よく釣れません。
エギは、2.0号前後ほどのコンパクトなものを使いましょう。
ロッドはそれに合わせて、MLパワー前後の柔らかいものがおすすめ。
リールに巻くPEラインは極細でよく、ショックリーダーラインも細いものに切り換えてください。
狙うポイントは、漁港の内側やワンド状になっている波の静かなところ。
縦方向にカバーやストラクチャーが設置されていたら、その周囲を丹念にフォールで誘ってみましょう。
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春イカ・秋イカを釣るのにおすすめのロッドをそれぞれ選んでみた!
それではおすすめのエギングゲーム用ロッドを取り上げてみましょう。
まずは、春イカにマッチしたものから。
8ft以上の長さで、Mパワー以上の張りがあれば、大型エギを操りやすくなります。
秋イカ用には、もっと短くて柔らかいブランクスのロッドで対応してください。
シマノ(SHIMANO) ロッド 21 セフィア XR S86M-S
シマノからリリースされている、セフィアXRシリーズのMパワーブランクスロッドです。
これぐらいの長さでパワーが備わっていたら、春イカを引きに耐えられるでしょう。
全長は2.59mで、継数は2本。
仕舞寸法は133cmにまで縮まりますから、さまざまなシチュエーションの釣り場へ持ち込むのが便利でしょう。
自重は100gと軽めで、先径は1.3mmと細めです。
適合するエギサイズは、2号から4号まで。
適合するPEラインは、0.5号から1号までとなっています。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99.2%です。
実際に手に取ってみると、かなり軽く感じるバランスに仕上がっている印象です。
ロッドワークを繰り出しやすく、ラインも絡まりにくく作られています。
これならフォール中のアタリも取りやすいですし、そこからのフッキングにスムーズに移れるでしょう。
グリップ周りが細身なので、しっかり握って支えることもやりやすくなっています。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
手元感度が素晴らしいので、ちょっとした変化が伝わってきたら次の動作へ移れます。
春イカが掛かったらロッドを立てて、強烈な走りに耐えてください。
立てるだけで優位が保てるはずなので、走りに負けてロッドを寝かさないようにしましょう。
アブガルシア(Abu Garcia) ソルティステージ プロトタイプ エギ (SaltyStage ProtoType) XEGS-802UL-ST
アブガルシアブランドから発売中の、柔らかいブランクスに仕上げられているエギングロッドです。
秋イカの数釣りを楽しみたいときに、選んでみてください。
全長は2.43mで、継数は2本。
自重は95gと軽めで、ブランクスのパワーはULのスローテーパーです。
適合するエギサイズは、1.5号から3号まで。
適合するPEラインは、0.4号から0.8号までです。
ショックリーダーラインは、最大で10lb前後でしょうか。
ブランクスのカーボン素材含有率は、100%になります。
実際に手に取ってみると、とても柔らかくしなやかなブランクスに仕上がっている印象です。
小型軽量なエギをキャストしたり、操ったりするのに向いていて、秋イカをフッキングしやすいでしょう。
実売価格は2万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
漁港周りなどの波の落ち着いたエリアで、フォール主体のエギングを展開してください。
係留ロープなどにエギのカンナを引っ掛けないよう、注意してキャストしましょう。
石垣を組んだり、テトラが隣接している場所なら、エギがウツボに巻かれてしまうことがあります。
歯がとても鋭いので、時間をかけてエギを取り外すようにしましょう。